【新卒向け】履歴書の志望動機の書き方を紹介【例文付き】
最終更新日:2026/07/27
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この記事でわかること
- 採用担当者が志望動機でチェックしている評価ポイント
- 説得力を生む、自己分析から入社後まで一貫した文章の作り方
- 評価を下げないために避けるべき、書き方や言葉遣いの注意点
志望動機は就職活動をしていく中でも大切な項目です。多くの就活生が悩む箇所でもありますので、志望動機をしっかりと書くことができれば、他の就活生と差をつけることができます。この記事では、履歴書の志望動機の書き方をご紹介します。
履歴書の志望動機の書き方については「履歴書の志望動機の書き方完全解説」で詳しく紹介しています。
1. 企業が志望動機で見ていることは?
履歴書に記載されている志望動機で企業担当者が見ていることは、大きく3つあります。企業の何に魅力を感じているのか、なぜ魅力に感じているのか、入社後に何をしていきたいのかです。ですので、数ある企業の中でその企業が魅力的に思えた点、その理由を自分の体験などに関連付けて熱量を伝えること、それらを踏まえて自分が志望する企業での未来像を記入することが大切です。
2.志望動機の書き方のポイント
志望動機をうまく伝えるためには、履歴書を読む人が抱く疑問を想像しながら書くことが大切です。
その業種・職種を志望する理由を書く
まずは抽象的なトピックから書き始めていきましょう。志望する業種・職種について書いていきますが、なぜその業界に魅力を感じているのか、その理由を自身の体験や経験エピソードを交えながら伝えていきます。企業担当者からは業界への理解度が問われている箇所になります。業界に興味がなければすぐに会社を辞めてしまうのではといった疑問が生じますので、その疑問に応えるようなイメージで書き進めていくと良いでしょう。
「なんかいいな」と思った魅力を言語化する
業種・職種への志望動機を伝えたら、志望企業に感じる魅力を伝えます。なぜその企業に魅力を感じているのか、企業の魅力とその理由を書いていきます。注意点としては、自分自身が魅力的と感じる理由を伝えることです。企業サイトをなぞるだけの文章になりがちな箇所になりますので、こちらも自分の体験などを理由に盛り込むと良いでしょう。企業への理解度が問われており、同じ業界の他の企業でも良いのではないかという担当者の疑問に応える箇所になります。
入社後に実現したい将来像やキャリアをイメージする
上記では現状や過去について書きましたが、続いては入社後の未来について記入していきます。入社後に何をしていきたいのか、入社への意欲が問われている箇所になります。目標のないまま働いたらモチベーションが続かないのでは、という疑問に答えていきましょう。企業での就労経験がない方が大半なのでイメージしづらい箇所ではありますが、志望業種と志望企業で述べたことを元に記載し、一貫性のある表現をすることが大切です。
志望企業で活かせる強みを書く
体験に基づく志望動機や目標を述べることで入社への熱量を伝えたあとは、自分自身の魅力も伝えていきます。学生時代におこなってきた活動を振り返るなど自己分析をおこない、志望する企業で活かせる自分の強みについて記入していきます。ここでは就活での軸が問われており、就活生と会社のマッチングを担当者が見極める箇所でもあります。
自分の言葉でまとめる
それぞれの志望動機全般に言えることですが、オリジナルの内容でまとめることは志望動機を書く上で必要不可欠なことです。例えば、企業に対して魅力的に感じていることだけを伝えるのは、ただ単に褒めているだけにすぎません。働きたい熱量を自身の体験をもとに伝えることで、はじめて志望する動機や根拠に説得力を持たせることができます。**自身の体験や経験などの背景と志望動機の関連性を論理的に伝えること**が大切です。
3.志望動機を書く際の注意点
志望動機の内容が決まったら、あとは見た目や体裁などの細かい部分を仕上げていきます。
志望動機欄はきちんと埋める
当然ながら志望動機は企業担当者が読むものであるため、読み手が理解できるように簡潔にまとめることが大切になります。しかし、記入欄の余白が多いと見栄えとしては良くありません。志望動機欄の8割は埋めるようにしましょう。それぞれのトピックについて、言いたいこととその理由をそれぞれ記入し、その主張に説得力を持たせるためのエピソードを入れると読み手がイメージしやすくなります。
書き言葉に注意する
読み手は長年企業に勤める先輩社員のみなさんです。取引先とのやりとりやビジネス文書の作成で日頃から言葉遣いに気をつける習慣がついていますので、自然と言葉遣いについてのチェックは厳しくなります。「ちゃんと」や「すごい」といった話し言葉、「見れる」や「来れる」といったら抜き言葉、略称や御社などが志望動機にあると読み手としては違和感を強く感じます。
文字の大きさに気を付ける
履歴書をPCで作成する場合、文字の大きさにも注意しましょう。**10.5pt〜11ptであれば、社内外の資料に使用される文字の大きさ**ですので、担当者も読み慣れている文字サイズになります。また、見出しなどをつける場合は、項目ごとに13pt〜18ptで調整し、レイアウトに強弱をつけるとよいでしょう。フォントは一般的な文書にも採用されている明朝体を使用するのが無難です。
誤字・脱字がないか確認する
志望動機を書き終えたら、必ず誤字・脱字がないか見直しましょう。PCの予測変換を使用すると、時折間違った文字になることがありますので、見直しをして細かい部分を修正して仕上げます。読み手からすると小さな誤字・脱字があると気になってしまい、印象を下げる恐れもありますので、無駄にマイナスな印象を積み上げないよう、2回は見直して違和感がないかチェックすることがおすすめです。
志望動機が思いつかない・うまく書けないときの対処法
志望動機がなかなか思いつかない場合は、一度立ち止まって準備を見直すことが大切です。自己分析や企業研究が不足していると、どの企業にも当てはまるような内容になってしまいます。説得力のある志望動機を作成するために、以下の対処法を試して、自分なりの就活の軸と企業の接点を見つけましょう。
志望動機が思いつかない場合の対処法については「履歴書で志望動機がない、思いつかない?例文、書き方、対処法」で詳しく紹介しています。
自己分析を深めて就活の軸を整理する
自分が働く上で何を大切にしたいのか、将来どうなりたいのかといった「就活の軸」が定まっていないと、どの企業に対しても表面的な志望動機しか書けなくなってしまいます。過去の経歴や経験を丁寧に振り返り、モチベーションの源泉や自分の強み(アピールポイント)を改めて言語化してみましょう。自己分析をしっかり行うことで、自分に向いている仕事の基準が明確になります。その結果、企業の求める人物像と自分の価値観がどのようにマッチしているのかを論理的に説明できるようになり、説得力のある志望理由を組み立てやすくなります。
企業研究をやり直して他社との違いを見つける
企業の事業内容や風土についての理解が不足していると、どの企業でも通用するような内容になりがちです。企業ホームページを眺めるだけでなく、説明会やIR情報を通じて、実際の社員の雰囲気や今後の戦略を深くリサーチしましょう。**同業他社と比較して「なぜその企業でなければならないのか」という独自の接点を見つけること**が、採用担当者に熱意を伝える上で非常に重要です。他社にはない強みと自分の目標を結びつけることで、オリジナリティのある文章になります。
4.志望動機の例文
「既存の枠にとらわれず、世界に新しいサービスを届けるという貴社のビジョンに共感しました。私のサークルでは学園祭時に毎年手作り餃子を販売しているのですが、試食品を用意し学内をまわりながら宣伝をおこないました。試食品を提供している店舗は他になく、開催期間の2日間ともあっという間に完売することができました。アイデア力と実行力を活かして、貴社での仕事に活かしたいと考えています。」
業界別の志望動機例文(IT・医療・福祉など)
業界によって求められる人物像やアピールすべきポイントは大きく異なります。例えばIT業界であれば、テクノロジーを用いてどのような社会課題を解決したいのかという目的意識を伝えることが大切です。医療や介護・福祉業界であれば、人の暮らしを支えたいという思いや、思いやりのある対応ができることを具体的な経験に基づいて伝えることで、共感を得やすくなります。全くの未経験から挑戦する場合も、自主的に学ぶ意欲や業界への強い関心を示すことが重要ですし、未経験向けの例文も参考にしながら作成してみましょう。
保育士の志望動機の書き方については「保育士の受かる志望動機の書き方」で詳しく紹介しています。
職種別の志望動機例文(営業・事務・建築など)
職種別の志望動機では、自分の強みがその職務でどう活かせるかを具体的に記載することが求められます。営業職であれば顧客の潜在的なニーズを引き出して課題を解決する提案力を、事務職の場合は正確性に加えて業務効率化を推進する姿勢をアピールしましょう。建築や施工管理などの専門職種では、多様な関係者と円滑にコミュニケーションを取る力や安全に対する強い責任感を示すことが効果的です。具体的なエピソードを交えることで、入社後の活躍をより明確にイメージしてもらいやすくなります。
アパレル業界の志望動機については「アパレル業界の志望動機書き方と例文」で詳しく紹介しています。
5.自己PRと志望動機の違い
就活生の中では自己PRと志望動機の違いが分からず、どのように書き進めれば良いのか悩まれる方が多くいます。自己PRと志望動機の違いとしては、**自己PRは仕事へのこだわりや成果など、過去の体験や今の実力を伝えるためのもの**です。**志望動機は企業を選ぶ理由や入社後に実現したいことなど、入社後の未来に向けた意欲などを伝えるもの**です。
6.志望動機が履歴書に入り切らない場合は?
志望動機の記入を進めていくと、中には記入欄に書ききれなくなってしまう場合があります。その場合は、書いている内容を見直して余分な箇所を削るか、履歴書ではなく別に職務経歴書を用意して、分けて記載することも可能です。
7.履歴書は「手書き」「印刷」どちらがよい?
履歴書を書く場合、手書きか印刷で迷う方もいるかもしれません。答えとしては、読み手が読みやすい方を選ぶべきです。字の綺麗さに自信があればそれはアピールポイントの一つになりますが、基本的にはパソコンで作成しても悪い印象を与えることはありません。企業の採用担当者は、履歴書以外にもさまざまな資料を読むことが多く、活字に慣れているため、独特な書体の手書きよりもパソコンの方が読みやすい場合があります。重視されるのはあくまで内容ですので、読み手にストレスを与えない方を選ぶとよいでしょう。
面接で履歴書の志望動機を伝える際のポイント
履歴書に書いた志望動機は書類選考を通過するためだけでなく、その後の面接でも重要なベースとして活用されます。面接官は記載された内容をもとに質問を展開するため、事前の準備が欠かせません。ここでは、面接で志望動機を伝える際に意識すべきポイントや、深掘り質問への対策について解説します。
履歴書やエントリーシートの内容と一貫性を持たせる
面接官は提出された履歴書やエントリーシートを見ながら質問を投げかけます。そのため、**書類に記載した内容と面接で話す内容がブレないようにすること**が非常に重要です。エントリーシートの志望理由やアピールポイントが面接での発言と異なると、面接官に不信感を与え、説得力が半減してしまいます。面接に臨む前には必ず自分が書いた志望動機欄を読み返し、どのような経歴や価値観に基づいて記載したのかを再確認しておきましょう。書類と発言の一貫性が、あなたの誠実さや本気度を裏付けることになります。
深掘り質問に備えて具体的なエピソードを用意する
面接では「それはなぜですか?」「具体的にはどのような経験がありましたか?」といった深掘り質問がよく行われます。丸暗記した文章を面接でそのまま話すのではなく、履歴書の300字や400字程度の文字数では書ききれなかった背景や具体的なエピソードを自分の言葉で補足できるように準備しておきましょう。具体的な事実を交えて話すことで、採用担当者に納得感を与えることができます。想定される質問に対して、あらかじめ自分なりの回答例を整理しておくことで、本番でも焦らずに答えることが可能です。
志望動機を複数の企業で使い回すのは避ける
書類作成を効率化するために、同じ志望動機を複数の企業で使い回すのはおすすめできません。どの企業にも当てはまるような一般的な内容では、志望度が高くてやる気があるという熱意が伝わらず、「とりあえず応募しただけではないか」と疑念を抱かれてしまいます。福利厚生などの待遇面だけを理由にするのも避け、必ずその企業ならではの特徴と自分の強みを結びつけたオリジナルの志望動機を作成しましょう。一社一社にしっかりと向き合って作成した文章こそが、採用担当者の心を動かす強力な武器となります。
8.まとめ
志望動機の書き方についてご紹介しました。記事内で解説したポイントを参考に、相手に伝わる志望動機を作り上げてみてください。
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