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雇用保険被保険者証の再発行は即日可能?退職後にもらえない時の対処法

目次を開く目次

この記事でわかること

転職時に必要な雇用保険加入の証明書という書類の役割
ハローワークの窓口で即日再発行するための手続きと持ち物
転職や失業手当の受給などで必要になる具体的な場面
退職時に会社からもらえない場合の基本的な対処フロー

雇用保険被保険者証は、転職先の会社へ提出を求められる重要な書類です。
しかし、退職後にもらえなかったり紛失したりして、手元にないケースも少なくありません。
この記事では、雇用保険被保険者証を紛失した場合の再発行手続きについて、即日で発行できるのか、どこで何をすればよいのかを具体的に解説します。

退職後に書類がなくて困っている方は、ぜひ参考にしてください。

雇用保険被保険者証とは?転職時に必要な重要書類

雇用保険被保険者証とは、その名の通り、雇用保険に加入していることを証明するための公的な書類です。
多くの場合、会社が保管しており、従業員が退職する際に本人へ渡されます。
転職時には、新しい勤務先で雇用保険の加入手続きを継続するためにこの書類の提出が求められます。

具体的にどのような書類なのか、その役割や記載内容について詳しく見ていきましょう。

雇用保険への加入を証明する公的な書類

雇用保険被保険者証は、ハローワークが発行する公的な証明書です。
この書類によって、労働者が雇用保険制度の適用対象者であることが証明されます。
雇用保険は、失業した場合や育児・介護で休業した場合などに給付金を受け取るための重要な制度であり、その加入資格を証明する役割を果たします。

転職先の企業は、この証明書に記載された被保険者番号をもとに、雇用保険の加入手続きを引き継ぎます。

「健康保険証」や「離職票」との明確な違い

雇用保険被保険者証は、他の書類と混同されがちですが、役割には明確な違いがあります。
健康保険証は医療機関で保険診療を受けるために必要な本人確認書類です。
一方、離職票は、退職者が失業手当(基本手当)をハローワークで申請する際に必要となる書類で、退職理由や過去の賃金が記載されています。

雇用保険被保険者証と離職票はどちらも雇用保険に関連しますが、用途が全く異なるため注意が必要です。

記載されている主な内容(被保険者番号・氏名・生年月日など)

雇用保険被保険者証には、個人の雇用保険に関する重要な情報が記載されています。
主に、氏名、生年月日、そして最も重要なのが11桁の被保険者番号です。

この番号は、原則として一人に一つ割り振られ、転職しても変わることはありません。
その他、直近で被保険者資格を取得した事業所の名称と、資格取得年月日が記載されています。

【最重要】雇用保険被保険者証がない!紛失・もらえない時の再発行手続き

転職活動中や入社手続きの際に、雇用保険被保険者証が手元にないことに気づくケースは少なくありません。
退職した会社からもらい忘れたり、受け取った後に紛失してしまったりした場合でも、再発行が可能なので心配は不要です。
ここでは、書類がない場合の具体的な再発行手続きについて、申請場所から必要な持ち物までを詳しく解説します。

再発行はどこでできる?最寄りのハローワーク窓口で申請

雇用保険被保険者証の再発行は、全国のハローワーク(公共職業安定所)の窓口で行えます。
自分の住所地を管轄するハローワークだけでなく、勤務先の所在地を管轄するハローワークや、最寄りのハローワークでも手続きが可能です。
ハローワークで「雇用保険被保険者証再交付申請書」を入手し、必要事項を記入して提出することで再発行の申請ができます。

手続きは即日完了する?発行までにかかる時間の目安

ハローワークの窓口で本人が直接再発行の手続きを行った場合、原則としてその日のうちに即日発行されます。
申請書に不備がなく、本人確認が滞りなく済めば、通常は10分から30分程度で新しい被保険者証を受け取ることが可能です。
ただし、窓口の混雑状況によっては待ち時間が長くなることもあるため、時間に余裕を持って行くことをおすすめします。

再発行に必要な持ち物リスト(本人確認書類・印鑑など)

ハローワークで雇用保険被保険者証の再発行手続きをする際には、本人確認ができる書類が必要です。運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどを持参しましょう。また、手続きをスムーズに進めるために、退職した会社の正式名称、所在地、電話番号といった情報があると良いでしょう。

郵送や電子申請(e-Gov)での手続きも可能

ハローワークの開庁時間内に窓口へ行くことが難しい場合でも、郵送による再発行手続きを選択することが可能です。ハローワークのウェブサイトから申請書をダウンロードして必要事項を記入し、本人確認書類のコピーと返信用封筒を同封して郵送します。また、マイナンバーカードをお持ちであれば、政府のオンライン窓口「e-Gov」を通じて電子申請も可能です。電子申請は24時間いつでも手続きができます。

ただし、郵送や電子申請は即日発行には対応しておらず、手元に届くまでに2週間程度かかる場合があります。

雇用保険被保険者証はいつもらえる?受け取りのタイミング

雇用保険被保険者証は、入社時に会社へ預け、退職時に返却されるのが一般的です。
しかし、いつもらえるのか正確なタイミングを知らない方も多いでしょう。
ここでは、雇用保険被保険者証を受け取る一般的なタイミングや、会社が保管する理由について解説します。

原則として退職時に会社から手渡される

雇用保険被保険者証は、従業員の入社時に会社がハローワークで手続きを行い、発行されます。
その後、在職中は会社が保管し、従業員が退職する際に本人へ渡すのが原則です。

通常は、退職日当日、または最後の給与明細や源泉徴収票などの書類と一緒に郵送で送られてきます。
会社には従業員へ渡す義務があるため、退職時には必ず返却されるものと認識しておきましょう。

会社からもらえない・手元にない場合の確認方法

退職してからしばらく経っても雇用保険被保険者証が手元にない場合は、まず退職した会社の人事部や総務部に問い合わせてみましょう。
単に渡し忘れているだけの可能性もあります。
会社に連絡しても解決しない場合や、会社が倒産して連絡が取れないといった状況では、自分でハローワークへ行き、再発行の手続きを行うことで入手できます。
退職時の対応については「退職代行業者を使われたら?企業が取るべき対策」で詳しく紹介しています。

受け取った後の保管はどうする?紛失しないよう自分で管理

退職時に雇用保険被保険者証を受け取った後は、自分で大切に保管する必要があります。
次の転職先が決まっている場合は、入社手続きですぐに提出を求められます。
また、失業手当の申請や教育訓練給付制度を利用する際にも必要です。

紛失すると再発行の手間がかかるため、他の重要書類と一緒にファイルにまとめるなど、失くさないように管理しましょう。

雇用保険被保険者証が必要になる具体的な3つのシーン

雇用保険被保険者証は、日常生活で頻繁に使うものではないため、具体的な用途がわからない方もいるかもしれません。しかし、この書類は労働者の権利を守るために重要な役割を果たします。主に、失業給付の申請時など、特定のライフイベントで必要となることがあります。

シーン1:転職先の会社へ入社手続きで提出する時

雇用保険被保険者証が最も必要になるのは、転職する時です。
転職先の会社は、新しい従業員の雇用保険加入手続きを行うために、被保険者番号を確認しなければなりません。
そのため、入社手続きの際に必ず提出を求められます。

もし手元にない場合は、入社日までにハローワークで再発行の手続きを済ませておく必要があります。
転職先に提出することで、雇用保険の加入期間が途切れることなく引き継がれます。

シーン2:失業保険(基本手当)の受給手続きをする時

会社を退職した後、次の就職先が決まるまでの期間に受け取れる失業保険(基本手当)の受給手続きでは、雇用保険被保険者離職票が必要です。手続きはハローワークで行い、その際に離職票を提出します。この書類によって、過去の雇用保険の加入履歴が確認され、給付の資格があるかどうかが判断されます。失業中の生活を支える重要な手続きに不可欠な書類です。

シーン3:教育訓練給付制度を利用してスキルアップする時

教育訓練給付制度は、厚生労働大臣が指定する教育訓練講座を受講・修了した場合に、費用の一部が支給される制度です。この制度を利用する際、ハローワークでの手続きにおいて、本人確認書類と教育訓練給付金支給要件照会票などの提出が求められます。

在職中の方も離職後1年以内の方も対象となり、キャリアアップや再就職のためのスキル習得を支援するこの制度の活用は、本人の被保険者資格の確認に役立ちます。

転職活動を効率化するなら履歴書作成サービス「ヤギッシュ」

転職活動では、雇用保険被保険者証の準備と並行して、履歴書や職務経歴書といった応募書類の作成も進めなければなりません。
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雇用保険被保険者証で過去の職歴はどこまでわかる?

雇用保険被保険者証に記載されている被保険者番号は、原則として生涯変わりません。そのため、「この番号から過去の職歴がすべて分かってしまうのではないか」と不安に思う方もいるかもしれません。しかし、雇用保険被保険者証から原則として確認できるのは、最後に雇用保険の資格を喪失した会社名のみです。ここでは、雇用保険被保険者証からどの範囲の職歴情報がわかるのかについて解説します。

記載されているのは直近に勤めていた会社名のみ

雇用保険被保険者証の券面に記載されている会社名は、「資格取得年月日」の欄にある事業所名のみです。
これは、その被保険者番号で最後に雇用保険に加入した会社、つまり直近の前職の会社名を示しています。

それ以前に勤務していた会社の情報が一覧で記載されているわけではありません。
そのため、転職先に提出した書類から、前職より前の経歴が直接知られることはありません。

被保険者番号から過去の職歴すべてが判明するわけではない

転職先の企業が、提出された被保険者番号を使ってハローワークに照会し、本人の許可なく過去の職歴すべてを調べることはできません。
ハローワークは個人情報保護の観点から、そのような情報開示は行いません。
したがって、被保険者番号一つで職歴のすべてが判明するわけではないため、過度に心配する必要はないでしょう。

雇用保険被保険者証に関するよくある質問

ここでは、雇用保険被保険者証に関して多くの人が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。

雇用保険被保険者証を紛失した場合、即日で再発行してもらえますか?

はい、再発行は即日可能です。
本人がハローワークの窓口へ直接出向き、運転免許証などの本人確認書類と印鑑を持参して申請すれば、原則としてその日のうちに再発行されます。
ただし、窓口の混雑状況によっては時間がかかることもあります。

退職時に会社から雇用保険被保険者証をもらえない場合はどうすればいいですか?

まずは退職した会社の人事・総務担当部署へ連絡し、発行・郵送を依頼してください。
会社には交付義務があります。
もし会社が対応してくれない場合や、倒産して連絡が取れない場合は、ご自身で直接ハローワークへ行けば再発行の手続きができます。

雇用保険被保険者証と離職票は、何が違う書類なのでしょうか?

雇用保険被保険者証は「雇用保険の加入者である証明書」で、主に転職先へ提出します。
一方、離職票は「失業手当の受給手続きに必要な書類」で、退職理由や過去の賃金が記載されています。
どちらもハローワークが関わる書類ですが、使用目的が全く異なります。

まとめ

雇用保険被保険者証は、転職や失業手当の受給手続きなどに必要な重要書類です。
紛失したり、退職時に会社からもらえなかったりした場合は、ハローワークの窓口で再発行が可能です。
手続きには本人確認書類が必要なので、忘れずに持参しましょう。

転職活動においては、応募書類の準備も重要です。
ヤギッシュのような便利なサービスを活用し、効率的に準備を進めてください。

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監修者:島伸明

株式会社Yagishの取締役CMO。履歴書作成サービス「Yagish(ヤギッシュ)」の成長を牽引し、2024年には800万UUを突破、会員登録者数160万人を達成するなど、日本のキャリア支援市場で高い実績を誇る。大手企業での新規事業・海外事業に加え、複数の企業で取締役を歴任。事業企画、EC、エンタメ、ゲーム開発、マーケティング、コンサルティングと多岐にわたる分野で豊富な経験を持ち、キャリア形成に深い知見を持つ。