25歳の平均年収|中央値や手取りを男女・大手企業別に解説
最終更新日:2026/08/17
目次を開く目次
この記事でわかること
- 25歳の平均年収・中央値・手取り額の目安
- 年収水準を左右する企業規模や業種など条件別の違い
- 平均以上に年収を上げるための具体的な4つの方法
25歳は社会人経験を3年ほど積み、自身の年収が周囲と比べてどの程度の水準にあるのか気になる時期です。
25歳の平均年収は、より実態に近い中央値や実際に受け取れる手取り額で把握することが重要です。
この記事では、男女別、学歴別、大企業・中小企業といった企業規模別など、様々な角度から25歳の年収データを解説し、今後のキャリアプランニングの参考にできる情報を提供します。
25歳の平均年収は約350万円|中央値や手取り額もあわせて解説
国税庁のデータによると、20代後半の平均年収は約371万円です。dodaの調査では、25歳の平均年収は351万円と報告されています。また、JACの実績では25歳の平均年収は約535.4万円とされています。これらの金額は、税金や社会保険料が引かれる前の「額面」の収入であり、実際に使える「手取り」額とは異なります。
また、一部の高所得者が平均値を引き上げるため、より実態に近い「中央値」もあわせて確認することが自身の給料水準を判断するうえで重要です。dodaの統計によると、25歳の年収の中央値は340万円です。
【男女別】25歳の平均年収を比較
25歳の平均年収は、調査機関によって異なるものの、dodaの調査では男性が390万円、女性が347万円という結果があります。また、マイベストの調査では男性が358万円、女性が335万円とされています。JAC Recruitmentの実績では、男性が約540.5万円、女性が約540.0万円と報告されており、全体的な傾向として男性の方が高い傾向が見られます。
この段階では大きな差はありませんが、年代が上がるにつれて役職やキャリアパスの違いから、男女間の年収差は拡大していく傾向が見られます。
25歳時点では、ライフイベントよりも個人のスキルや業種・職種による差の方が大きいと言えるでしょう。
25歳の平均年収の中央値は340万円
25歳の年収の中央値は、情報源によって約517.5万円または約360万円前後とされています。中央値とは、データを小さい順に並べたときに中央に位置する値のことで、平均値よりも実態に近い数値を示すと言われます。
平均年収は、一部の極端に年収が高い層によって引き上げられる傾向があるため、自分の年収が一般的な水準と比べて高いか低いかを判断する際には、平均値とあわせて中央値を参考にすることをおすすめします。
年収350万円の場合の平均的な手取り額シミュレーション
年収350万円の場合、所得税や住民税、社会保険料(健康保険、厚生年金、雇用保険など)が給与から天引きされるため、年間の手取り額は約280万円になります。
月額に換算すると約23万円です。
ただし、この金額は扶養家族の有無や居住地域による住民税率の違いなどによって変動します。
ボーナスの支給がある場合は、月々の手取り額はさらに少なくなり、その分が賞与として支払われる形になります。
【条件別】25歳の平均年収を5つの軸で徹底比較
25歳の平均年収は、個人の状況によって大きく異なります。
特に「企業規模」「学歴」「業種」「雇用形態」「地域」の5つの軸で比較すると、その差は明確になります。
例えば、同じ25歳でも、東京の大企業に勤務する大卒の正社員と、地方の中小企業で働く高卒の社員とでは、年収に大きな開きが出ることが一般的です。
自身のキャリアを考える上で、これらの条件別の平均年収を把握しておくことは重要です。
企業規模による年収差(大手・中小企業)
25歳の平均年収は、企業の規模によって差が生じます。
一般的に、従業員数が多い大企業の方が、中小企業に比べて給与水準が高い傾向にあります。
これは、大企業の方が経営基盤が安定しており、昇給制度や福利厚生、ボーナスの支給額などが充実しているためです。
キャリアパスを考える際には、生涯年収も視野に入れると、企業規模は重要な判断材料の一つとなります。
学歴別の平均年収の違い(高卒・大卒・大学院卒)
学歴も25歳の平均年収に影響を与える要素です。
最終学歴別の平均年収を比較すると、高卒よりも専門卒・短大卒、それ以上に大卒、大学院卒と、学歴が高くなるにつれて年収も高くなる傾向が見られます。
特に大卒以上では、初任給の段階から高卒と比較して高い水準に設定されていることが多く、その後の昇進・昇給の機会にも恵まれやすいため、生涯年収で見るとさらに大きな差が生まれます。
【業種別】年収が高い業界ランキング
25歳の平均年収は、属する業種によって大きく異なります。
特に年収が高い傾向にあるのは、「IT・通信」「金融・保険」「建設」といった専門性が求められる業界です。
例えば、IT業界のエンジニアや金融業界の専門職、建設業界の技術職などは、25歳時点でも高い給与水準となることがあります。
一方で、サービス業や小売業などは、他業種と比較すると平均年収はやや低めになる傾向が見られます。
自身のスキルや興味と合わせて、将来性のある業界を選ぶことが年収アップの鍵となります。
雇用形態による年収の違い(正規・非正規)
雇用形態も年収を左右する大きな要因です。
正社員(正規雇用)と、契約社員や派遣社員、アルバイトなどの非正規雇用とでは、平均年収に明確な差があります。
正社員は月給制で安定した給与に加え、ボーナスや退職金制度が整っている場合が多いのに対し、非正規雇用は時給制や年俸制が多く、ボーナスが支給されないケースも少なくありません。
昇給の機会や福利厚生の面でも差があるため、長期的なキャリアを考えると正社員の方が年収は高くなる傾向にあります。
地域別の平均年収
勤務する地域によっても平均年収は変動します。
特に東京都は企業が集中しており、物価や家賃相場が高いことから、全国で最も平均年収が高い地域です。
東京に次いで、大阪府や愛知県などの大都市圏も高い水準にあります。
一方で、地方では平均年収が都心部より低くなる傾向が見られます。
ただし、地方は家賃などの生活コストを抑えられるメリットもあるため、年収額だけでなく可処分所得や生活環境を総合的に考慮することが重要です。
年収350万円で実現できる一人暮らしの生活レベルとは?
年収350万円の手取り月収は約23万円です。
この収入で一人暮らしをする場合、生活費の内訳は、家賃7万円、食費4万円、水道光熱費1.5万円、通信費1万円、交際費・娯楽費3万円、雑費・日用品費1.5万円、貯金5万円程度が目安となります。
都心部でなければ十分に生活できる水準ですが、贅沢ができるほどの余裕はありません。
家賃を抑えたり、自炊を心掛けたりすることで、貯金額を増やすなど、より安定した生活を送ることが可能です。
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25歳から平均以上に年収を上げるための具体的な方法4選
25歳は、社会人としての基礎を固め、今後のキャリアを大きく左右する重要な時期です。
ここから平均以上の年収を目指すためには、戦略的な行動が求められます。
現職での昇進を目指すほか、スキルアップや副業、あるいはより待遇の良い企業への転職など、収入を増やすための選択肢は複数あります。
年収400万円、500万円、600万円といった目標に向けて、自分に合った方法を検討し、実行に移すことが大切です。
現職で昇進・昇給を狙う
まずは現在の職場で年収を上げる方法を検討するのが現実的です。
日々の業務で着実に成果を出し、上司や会社からの評価を高めることが昇進・昇給への近道となります。
具体的な目標を設定し、その達成度をアピールすることが重要です。
また、会社の評価制度や給与テーブルを理解し、どのようなスキルや実績が評価されるのかを把握しておくことも有効です。
定期的な昇給やボーナスの査定で着実に年収を上げていくことが、安定したキャリア形成につながります。
専門スキルや資格を習得して市場価値を高める
自身の市場価値を高めるために、専門的なスキルや資格を習得することは非常に効果的です。
特にIT業界のエンジニアスキルや、コンサルティングに必要な論理的思考力、語学力などは、多くの企業で高く評価されます。
これらのスキルを身につけることで、社内での評価が上がるだけでなく、より専門性の高い職種へのキャリアチェンジや、好条件での転職も視野に入れることが可能になります。
自己投資によって、年収アップの可能性を大きく広げることができます。
副業を始めて収入源を増やす
現在の会社で働きながら、副業を始めて収入源を複数持つことも有効な手段です。
本業で培ったスキルを活かせるWebライティングやデザイン、プログラミングなどの仕事は、比較的始めやすい副業と言えます。
副業によって単純に収入が増えるだけでなく、新たなスキルや人脈を得る機会にもなります。
ただし、会社の就業規則で副業が許可されているか事前に確認することが必要です。
本業に支障が出ない範囲で、計画的に取り組むことが大切です。
より待遇の良い企業へ転職する
現在の職場で大幅な年収アップが見込めない場合、より待遇の良い企業へ転職することが最も効果的な方法です。
25歳は「第二新卒」としての若さと、数年間の社会人経験を併せ持っているため、転職市場での価値が高い時期です。
特に成長産業や、より規模の大きい企業は給与水準が高い傾向にあります。
自身のスキルや経験を正しく評価してくれる企業へ移ることで、大幅な年収アップを実現できる可能性があります。
25歳の平均年収に関するよくある疑問
25歳というキャリアの節目において、年収に関する疑問は尽きないものです。
社会人3年目になると手取り額が変わる理由や、転職活動における年収交渉の進め方など、具体的な悩みを持つ人も少なくありません。
ここでは、25歳の方が抱きがちな年収に関するよくある疑問について、簡潔に解説します。
社会人3年目で手取りが減るのはなぜですか?
社会人3年目(2年目の6月以降)から住民税の徴収が始まるためです。
住民税は前年の所得に対して課税されるため、所得がなかった社会人1年目は徴収されません。
そのため、給与額面が変わらなくても、住民税が天引きされる分だけ手取り額が減ることがあります。
25歳で転職する場合、希望年収はいくらで伝えれば良いですか?
現年収の1.1倍〜1.2倍程度を基準にするのが一般的です。
ただし、自身のスキルや経験、転職先の業界・職種の給与相場を考慮して設定することが重要です。
未経験の職種に挑戦する場合は、現年収維持かそれ以下での提示も考えられます。
企業研究を行い、現実的かつ理想に近い金額を伝えましょう。
25歳から年収1,000万円を目指すことは可能ですか?
不可能ではありませんが、相応の努力と戦略が必要です。
外資系の金融機関やコンサルティングファーム、成果報酬型の営業職、あるいはITエンジニアとして高度な専門性を身につけるといったキャリアパスが考えられます。
年収700万、800万と段階的に目標を設定し、計画的にスキルアップや転職を行う必要があります。
まとめ
25歳の平均年収は、今後のキャリアを考える上での一つの指標となります。
自身の現状を客観的に把握し、平均と比較して高いか低いかを知ることは、将来の目標設定に役立ちます。
もし現在の収入に満足していないのであれば、現職での昇給、スキルアップ、副業、そして転職といった具体的な行動を起こすことが重要です。
自身の市場価値を高め、より良い待遇を目指すための選択肢を検討してみましょう。
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