2025.03.13

オンライン面接マナー完全ガイド!基本を抑えるだけで好印象と内定を掴む!

オンライン面接では、適切なマナーや対面の面接とは異なる要素が重要視されることがあります。

「対面の面接とは違ったマナーがあるの?」「話し方や服装は対面の時と同じでいいの?」と悩む方に向けて、

オンライン(Web) 面接開始から終わりまでの流れやマナーをポイントとご紹介。また、身だしなみの気をつける点も合わせてをわかりやすく解説します。

オンライン面接で守るべきマナーと注意点を押さえて、一緒に面接を乗り越えましょう!

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オンライン面接の準備6つ

オンライン面接では環境設定や動作確認の準備が必要です。

ここでは、オンライン面接を成功させるための準備について詳しく解説します。

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①ネット・デバイスの通信環境を確認しておく

オンライン面接には適切な通信環境が欠かせません。

不安定な通信環境は、会話の中断だけでなく、面接の流れを妨ぎ焦りにもつながります。

面接の時間前には、使用予定のビデオ会議ツール(Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなど)で実際に接続テストを行っておきましょう。

家族や友人に協力してもらい面接練習も合わせて接続確認をしておくといいでしょう。

②静かで集中できる場所を選ぶ

オンライン面接を受ける場所は、静かで集中できる環境を選ぶことが大切です。難しい場合は家族や同居人に面接時間を伝え、協力を依頼しましょう。

選ぶべき場所の条件としては、以下の点を意識していきましょう。

  • 騒音が少ない環境
  • 人の出入りがない場所
  • エアコンやファンの音が直接マイクに入らない配置
  • 背景がシンプルな場所

③明るさと背景を設定する

オンライン面接では、自身の映像が相手にどのように映るかも重要なポイントです。

Web面接中は、カメラ設定と照明に注意し、顔が暗くならないように心がけましょう。

部屋の照明や追加のライトを利用して、全体が明るく映るように整え、カメラに映る際の表情がはっきりと伝わるようにします。

また、実際の明るさと画面上の明るさには差があるため、事前に自然光や面接時間帯の明るさをチェックしておくことをおすすめします。

背景は、シンプルなものを選び、Zoomなどのバーチャル背景機能を使用する場合は、事前に背景を設定しておくと余裕を持って開始できます。

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④パソコンの充電確認

オンライン面接にはスマートフォンよりもパソコンの使用をお勧めします。

画面が大きく、安定した姿勢で臨めるため、より自然なコミュニケーションが可能です。

パソコンの準備では以下の点に注意しましょう。

  • OSやアプリケーションを最新の状態に更新
  • バッテリー残量を確認
  • 通知機能はオフにしておく

⑤カメラとマイク調整

オンライン面接では、カメラとマイクの確認をしておきましょう。

カメラは3つをチェック

  • カメラの位置は目線の高さに合わせる
  • カメラアングルで上から見下ろす構図は避ける
  • 自分の映り方を画面の中央に位置し、上半身がしっかり映るよう調整

マイクは2つをチェック

  • 事前にテストを行い、音量確認
  • 周囲の環境音が入りすぎていないか確認

Web会議ツールの多くには、事前に音声とカメラのテストが行えることが多ため、最適な状態に調整しておきましょう。

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⑥入室の時間は3分前がベスト

Web面接では入室のタイミングは、面接時間の3分前から1分前あたりを目安にしましょう。

早すぎると相手に迷惑がかかる可能性がありますが、その範囲であれば、早すぎる印象を与えることは少ないでしょう。

もちろん、時間ぴったりの入室でも問題はありませんが、万が一接続トラブルが発生した場合に備え、余裕を持って準備することが大切です。

万が一接続トラブルが発生した場合に、すぐに連絡を取れるよう面接担当者の連絡先を手元に控えておくことと安心ですね。

オンライン面接では、万が一の事態でも慌てずに対応できるよう準備しておきましょう。

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オンライン面接開始のマナー

面接開始時間の最低5分前、できれば10分前には接続を完了させておくことをおすすめします。

ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsなどの面接ツールによって操作方法が異なるため、使用するツールには事前に慣れておきましょう。

接続直後にカメラやマイクの調子が悪いと判明した場合でも、対応する時間を確保できます。

慌てずに接続トラブルに対処できれば、面接官にも冷静さをアピールできるでしょう。

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オンライン面接入室時のマナー

接続後、面接官の入室を待つ間も姿勢を正し、カメラの前に座っていることを意識しましょう。

いつ面接官が入室してくるかわからないため、スマートフォンを見るのも避けるべきです。

万が一、開始時間を5分以上過ぎても面接官が入室しない場合は、採用担当者に確認の連絡を入れることも検討しましょう。

オンライン面接中のマナー

「おはようございます」「こんにちは」など、時間帯に応じた挨拶を、明るい表情で伝えましょう。

オンライン面接では対面よりも表情や声の印象が強調されるため、普段よりも少し大きめの声で、ハキハキと話すことを心がけてください。

画面越しでも相手に伝わるよう、表情は少し大げさに見えるくらいがちょうど良いとされています。

特に笑顔は好印象を与えるため、自然な笑顔を意識しましょう。

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ポイント①自己紹介は簡潔に

面接官から指示があれば、簡潔に自己紹介をしましょう。

名前、所属(学校名など)、志望動機のポイントを30秒から1分程度でまとめるのが理想的です。

例えば「私はヤギ大学ヤギ学部のヤギヤギ太郎と申します。貴社の〜〜という事業に関心を持ち、自分の〜〜というスキルを活かして貢献したいと考え、応募いたしました」といった具合に、要点を絞って話します。

事前に準備しておくことで、緊張していても落ち着いて話すことができるでしょう。

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ポイント②相づちとリアクション

オンライン環境では、通常より積極的に相づちを打つことが大切です。

「はい」「なるほど」などの言葉や、うなずきなどの非言語コミュニケーションを意識的に行いましょう。

通信環境によっては微妙な表情の変化が伝わりにくいため、少し大げさと感じるくらいのリアクションが適切です。

面接官の話を聞いていることを示すため、メモを取る姿勢も効果的です。

ポイント③適切な言葉遣い

オンライン面接でも、敬語や丁寧語を適切に使用することが求められます。

オンライン面接では対面よりもカジュアルになりがちですが、「です・ます調」を基本とし、ビジネスシーンにふさわしい言葉遣いを心がけましょう。

質問の意図を正確に理解するため、聞き取りにくい場合は「申し訳ありませんが、もう一度お願いできますか」と丁寧に聞き返しましょう。

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オンライン面接終了時のマナー

①感謝の気持ちを伝える

面接が終わりに近づいたら、面接官への感謝の気持ちを伝えましょう。

「本日はお時間をいただき、ありがとうございました」「貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました」など、簡潔に丁寧に伝えます。

また、面接を通じて感じた企業への興味や入社意欲が高まった場合は、「お話を伺い、さらに御社で働きたいという気持ちが強くなりました」など、前向きな気持ちを伝えるのも良いでしょう。

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②接続を切るタイミング

面接終了後、多くの場合、面接官から「それでは終了します」などの言葉があり、その後に接続を切ることになります。

面接官が先に退出する場合は、「ありがとうございました」と一言添えて、自分も退出しましょう。

面接官がまだ画面上にいるのに、自分から先に接続を切るのはなるべく避けるのがおすすめです。

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オンライン面接の服装や身だしなみマナー

服装は対面と同じものでOK

オンライン面接の服装は、基本的に従来の対面の面接と同様の服装で問題ありません。

  • 男性:スーツ・ジャケットにワイシャツ、ネクタイ着用が基本
  • 女性:スーツ・ジャケット、シンプルなブラウスが基本
  • IT業界や新興企業など、カジュアルな企業文化の場合でも、清潔感のあるシャツやブラウスを選ぶ
  • 派手な色や柄は避け、無地や控えめな色合いを選ぶ

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髪型は顔が隠れないよう整える

髪型は清潔感と整った印象を与えることが重要です。

  • 男性は髪をセットして、顔にかからないようにする
  • 女性は長髪の場合、結ぶかまとめて顔が隠れないようにする
  • 極端な髪型やヘアカラーは避ける

面接前に鏡やカメラで自分の髪型をチェックし、必要に応じて調整しましょう。

オンライン面接で好印象を与えるコツ

オンライン面接は対面での面接と異なる特徴があります。

好印象を与えるために、通常の面接マナーに加えて、オンライン面接のポイントを押さえましょう。

オンライン面接で印象が良く見える人の特徴は以下の通りです。

  • 適切な視線の合わせ方: カメラを見ながら面接官と目を合わせ、積極的に話す。
  • 豊かなリアクション: 表情や相槌など、リアクションがしっかりしており、反応がいい。
  • 細やかな気遣い: 「音声聞こえていますか?」「画面共有ありがとうございます」など、相手への配慮が感じられる。
  • 整った環境: 背景やカメラの明るさにも注意を払っている。

オンライン面接では、相手の視線が合わなかったり反応が薄いと、こちらの声がきちんと伝わっているのか不安になることがあります。

そのため、通常よりも大きめにリアクションをとることがポイントです。

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まとめ;オンライン面接は基本のマナーを押さえて挑もう!

オンライン面接は、基本的なマナーと準備が成功のポイントとなります。

Web面接では、対面とは異なる準備や配慮が求められ、相手に与える印象も変わってしまう可能性がありますが、事前に準備や確認をすることで、オンライン面接へのマナーや不安を解消できます。

自信を持って本番に挑むために、まずは面接練習を通じて実践的な対策を身に付けましょう。

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面接準備と心構えを整えることで、オンライン面接でも対面と変わらない、あるいはそれ以上の成果を上げることができます。

一緒に面接を乗り越えて内定を獲得しましょう!

>>>履歴書中途の書き方

監修者:島伸明

株式会社Yagishの取締役CMO。履歴書作成サービス「Yagish(ヤギッシュ)」の成長を牽引し、2024年には800万UUを突破、会員登録者数160万人を達成するなど、日本のキャリア支援市場で高い実績を誇る。大手企業での新規事業・海外事業に加え、複数の企業で取締役を歴任。事業企画、EC、エンタメ、ゲーム開発、マーケティング、コンサルティングと多岐にわたる分野で豊富な経験を持ち、キャリア形成に深い知見を持つ。