2023.03.05

チームラボアーキテクツ設計!子どもがイキイキしていると噂の保育園に潜入してみた (キッズラボ株式会社:西原 優博)①

「社長の流儀」のプロデューサーの柏崎です!

今回はキッズラボ株式会社の代表取締役で学校法人英進学園の理事長でもある 西原 優博(保育士/幼稚園教諭さんのインタビューをさせていただくことになりました!!!

ユニークな保育園を運営されているとの噂で、非常に楽しみです!!!

 

 

 

〈キッズラボ南流山園〉は、情報社会の幼児教育の場となる保育園。幼児期から多様性を肯定し、多様な人々と共に過ごす体験ができる場所となるように設計されています。 
また、吹き抜け空間にネットを張るなど、不安定な場所で身体を動かしたくなり、空間認識能力が鍛えられるような仕掛けも。  
参照URL:チームラボアーキテクツが設計した保育園〈キッズラボ南流山園〉が竣工

 

では前置きはこのぐらいにして、さっそく保育園へ行きたいと思います。

 

子どもたちの「やりたい」を叶える保育園のカタチとは

 

Yagish 柏崎「保育園とは思えないほど、カラフルな色使い。。。アーティストが手掛けたアミューズメント施設のようですね!」

 

キッズラボ 西原 優博「この南流山園は、チームラボアーキテクツが日本で初めて設計・監修した保育園なんです。」

 

Yagish 柏崎「チームラボってあの、国内外で話題の展覧会を手掛けているアート集団のことですか?」

 

キッズラボ 西原 優博「そうです!実は私、保育園の名前をキッズラボにしたぐらい、チームラボの世界観が大好きで。勝手な片思いで「好きだ」と言い続けていたら、何とそのグループ会社が設計を引き受けてくださることになったんです。

 

(キッズラボ南流山園の建築模型。本当にアーティストが作った施設でした。)

 

Yagish 柏崎「凄い引き寄せをされたんですね。そんな憧れの会社と建物をつくる上で、西原さんご自身が大切にしたことは何ですか?」

 

キッズラボ 西原 優博「園児一人ひとりが『自分の空間をつくれる』ような設計を目指しました。」

 

キッズラボ 西原 優博「『生きる力をはぐくむ』が私たちの保育理念なんですが、生きる力をもう少しかみ砕いて話すとこれからの情報社会の中でやりたいことを自分で見つけられる力保育園生活でもそのことを学んでもらいたいという想いから、園内の形や色をバラバラにしたり、すべてが一つの空間として捉えられるよう部屋と廊下をつなげたり……遊びの選択肢を増やせるよう、隅々にまで工夫を施しました。」

 

Yagish 柏崎「仰る通り、細部に至るまで創意工夫が素晴らしい施設だと思います。手洗い場が壁際でなく、部屋のど真ん中にあるのも驚きでした。」

 

(多角形の部屋に、手洗い場兼、水遊び場。子どもたち、ワクワクしそうです。)

 

キッズラボ 西原 優博「手を洗うだけじゃなくて、水遊びもできる場所だよ』と伝えたくて、あえて部屋の真ん中に置き、蛇口を対角線上にして、自然と子どもたちが周りに集まれるような設計にしました。床材は防水にしてあります。」

 

(2階へ移動)

 

Yagish 柏崎「絵本室は、まるで図書館のようにたくさん本が並んでいますね。」

 

(秘密基地のようにも見える、絵本部屋。)※キッズラボ企業サイトより引用

 

 

キッズラボ 西原 優博「私自身、本が大好きでたくさん読むんですよ。今はネットでも本が買えて便利なんですけど、本屋さんに行くと思いも寄らない本に出会えてそれはそれで楽しいし、ワクワクしますよね。園内にも、植物や動物、宇宙などさまざまな絵本をたくさん置くことで、子どもたちの興味関心が広がっていったらいいなと思って、この部屋をつくりました。」

 

Yagish 柏崎「この部屋の椅子に段差があるのはなぜですか?」

 

キッズラボ 西原 優博「やはり、自分の空間をつくってもらうためですね。実際に、大きい子は上の段で、小さい子は下の段に座って、本を読む光景がよく見られます。」

 

(別の部屋に移動)

 

Yagish 柏崎「この部屋には、煙突があるんですね。」

 

(煙突……大人から見ても、夢がありますね!)

 

キッズラボ 西原 優博「ロマンがありますよね(笑)子どもたちには、『ここからサンタクロースが来るんだよ』と言っています

 

Yagish 柏崎「(子どもたち、めちゃくちゃワクワクするだろうな……)」

 

(2階中央スペースに移動)

 

キッズラボ 西原 優博「柏崎さん、ちょっとこのネットの上に立ってみてください。」

 

(おそるおそるネットの上を歩く柏崎。下には絶対に落ちないという構造であることは分かっていてもとても怖かったです(汗))

 

キッズラボ 西原 優博「下を見ると、園庭や砂場の様子がよく分かりますよね。朝夕のお見送り、お迎えの時には、子どもたちがよくそこで飛び跳ねて様子を見ているんです。親御さんからも、保育士の先生と会話を交わしている時に子どもの姿が見えるので安心だという声をよく聞きます。」

 

Yagish 柏崎「(思い浮かべるだけで素敵な光景、親子の思い出になりそう……)」

 

(ネットの真下には、多角形の砂場が2つ。知れば知るほどユニークな構造です。)

 

 

Yagish 柏崎「しかしこうして上から眺めると、園庭が平らでないのがよく分かりますね。」

 

キッズラボ 西原 優博「保育園のハード面においては、園庭も力を入れたポイントの1つでした。子どもたちに思い切り遊んでもらえるよう、できるだけ広くして、砂場のほか、凹凸、小さな山で起伏をつくりました。栽培ができる農園も設けています。

 

(小さな山の上で遊ぶ子どもたち。とてもイキイキしています!)

 

キッズラボ 西原 優博「当園は基本、自由保育。外で遊んでも中で遊んでもいい。繰り返しになりますが、周囲の目を気にせずに子どもたちの「やりたい!」のタイミングを大事にしながら、やりたいことが好きなだけでき、また、自らでやってみたいと思える心を育てたいと考えています。」

(園庭には毎朝大きな卵を産むというニワトリの姿も。)

 

 

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金の亡者になりかけた私を救ってくれた、留学先での「問いかけ」

 

 

キッズラボ株式会社 会社概要

 

 

 

代表者:代表取締役 学校法人英進学園 理事長 西原 優博(保育士)

企業理念:子どもたちの未来を創造し、子育て世代を応援する。

本社住所:東京都豊島区南池袋3-9-8 H2ビルディング8階

※インタビューは南流山園で実施(千葉県流山市木18)

公式HP:https://kids-lab.co.jp/

採用HP:https://kidslab-saiyo.com/

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※2023年4月開園の認定こども園

 

▼西原社長のインタビュー動画

 

 

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金の亡者になりかけた私を救ってくれた、留学先での「問いかけ」

柏崎 宏洋

「社長の流儀」プロデューサー

「社長の流儀」コンテンツの総プロデューサーをしてます。その他、大学×Yagishの公式パートナーシップ契約締結準備、Yagishの採用担当、新規事業設計、その他色んなことを社長からやらされ、、、ではなく、喜んで対応中。