2022.11.18
「会社なんて学校でいい!」それってどういうこと?前編「株式会社ミライユ(岡田 侑也)②」
―――学校みたいな会社を作ることは過去の無力な自分に対する「贖罪」
Yagish 柏崎「なぜ、仲間の人生を狂わせたり、不幸にしてはいけないと思っているんですか?」
ミライユ 岡田 侑也「結論から言ってしまえば、仲間を大切にしたいっていう話ではなくて、大切にすることによって、過去自分が犯してきた罪を償おうとしている贖罪っていうのがあるんですね。」
Yagish 柏崎「どういうことですか?」
ミライユ 岡田 侑也「僕は新卒で入った会社で、2年目に新規事業の立ち上げを任されました。20名もの派遣社員の方を雇用してコールセンターを立ち上げるプロジェクトでした。1年後にしっかりと結果を出して正式に事業化され、チームメンバーを含め皆がハッピーになるはずだったんです。」
ミライユ 岡田 侑也「でも、会社からは「彼らを解雇して正社員20名に切り替えてほしい」と言われてしまいました。「一番頑張っていた彼らが不幸になるっていう世界観は、会社として悪・不誠実なのでは」と上司に抵抗したのですが、守ってあげることができませんでした。ただ、ビジョンとか理念を大事にする会社だったので、当時の社長にはそこにビジョンや理念があった上での判断があったということはそれは今だから分かります。」
(オフィスの片隅で熱心に仕事をしている社員さんがいました。)
ミライユ 岡田 侑也「この話は何が悪かいうと自分にもっと力があれば何とか守ってあげられた。自分がもっとビジネススキルがあって、先見性があれば最初のときにこの人たち来年どうなるんですかって、今の自分だったらその時に確認していました。」
Yagish 柏崎「先ほどの話の通り、知識があれば雇止めを回避できたかもしれないということですね。」
ミライユ 岡田 侑也「はい。もっともっと人のキャリアについて理解してれば、と思わないことはないです。実際に、派遣社員の方の雇用が止まる3ヶ月前ぐらいに僕は何も知らずに、「来年も頑張ろうぜ。」って言ってました。
ミライユ 岡田 侑也「翌日に上司に呼ばれて「派遣社員の方はクビにしてください」って言われました。」
ミライユ 岡田 侑也「これが「思いがあったとしてもそこに力がないと、人を不幸にしてしまうっていう原体験」ですね。僕はもうそのときのつらい経験があったので、自分の会社では、絶対に会社都合で個人を犠牲にしない会社にしたい。」
ミライユ 岡田 侑也「昔の自分が思いはあったけど、それだけでやってきて人を不幸にしてしまったので、思いがあっても、力がないと駄目なんだっていうこのベースのこの会社の考え方があります。
ミライユ 岡田 侑也「例えば、思いやる若い子を採用してひたすら力をつけるとか。それって何なんだっけ。「学校みたいな会社じゃないか」ということで「会社なんて学校でいい!」に繋がってくるんですよ。」
(ミライユ社のオフィス。現在は80人以上の社員が活躍しています。)
ミライユ 岡田 侑也「ここからはあまり外には出してない話なんですけど。今の20人解雇にしますっていうのは周りの人に話をしたら、なんであなたがそんなダメージを食らうんだって言われるんですよ。」
Yagish 柏崎「僕も思いました。」
ミライユ 岡田 侑也「世の中の会社でよくあることですよね。なので別に「残念だけど仕方ないですよ」で終わってもおかしくない話なんですよ。ただ、僕の今までの人生でここまでショックだったことってないんです。」
Yagish 柏崎「それはどうしてだったんでしょうか?」
ミライユ 岡田 侑也「本当に朝の8時くらいになりますよ?」
(よく見たら背景が黒板!学校のコンセプトなのか。それはそれとして残業申請の準備をするか。)
⇩会社都合で個人を犠牲にしない会社にしたいというビジョンに共感した方はこちら⇩
⇩岡田さんがショックを受けた理由はこちらから⇩
株式会社ミライユ 会社概要
代表者:代表取締役 岡田 侑也
事業内容:ドライバー・警備員専門・若手・第二新卒専門の転職支援サービスの運営
本社住所:東京都千代田区神田錦町3丁目13-7 名古路ビル本館1階
ミライユってどんな会社?:
”社会貢献性の高い事業を行う”、”No.1事業の運営を行う”という2つのルールで事業運営を行っています。社員一人ひとりの『やりたい!!』を実現することを目指し、社員は仕事を通して自己実現することを目指しています。仕事って楽しくないと意味がないよね!!そんな言葉が飛び交うような会社です。
採用HP:https://recruit.miraiyu.co.jp/
▼岡田しゃちょうの頭の中▼
⇩会社都合で個人を犠牲にしない会社にしたいというビジョンに共感した方はこちら⇩
⇩岡田さんがショックを受けた理由はこちらから⇩
柏崎 宏洋
「社長の流儀」プロデューサー
株式会社Yagishの中の人のうちの一人。 2022年7月~企画マーケティング部所属。 「社長の流儀」コンテンツの総プロデューサーをしてます。その他、大学×Yagishの公式パートナーシップ契約締結準備、Yagishの採用担当、新規事業設計、その他色んなことを社長からやらされ、、、ではなく、喜んで対応中。