2025.02.26
履歴書サイズはA4・B5どっちが正解?採用担当者に聞く選び方や印刷方法

就活や転職活動で避けて通れない履歴書選び。
「履歴書の用紙サイズはA4とB5、どっちを選べばいいの?」
「採用担当者が好む履歴書サイズなどはある?」
などの疑問を持つ方は多いのではないでしょうか?
・履歴書の最適サイズは?
・自宅やコンビニでの印刷方法はどうする?
・パソコンで作成した場合はどう?
など色々とあると思います。
本記事では、採用担当者の意見を交えながら、履歴書サイズの基本から選び方までを徹底解説します。
さらに、パソコンで作成した履歴書のコンビニや自宅での印刷方法も詳しく紹介。職歴の量や添付書類との統一感、企業からの指定など、状況に応じた選択が重要です。この記事を読めば、自信を持って履歴書を提出できるようになります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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履歴書サイズはA4かB5の2種類から選ぶ
履歴書を作成する際、まず悩むのがサイズ選びです。
一般的に履歴書サイズは「A4」と「B5」の2種類から選ぶことになります。
どちらのサイズを選ぶべきか迷った経験がある方も多いのではないでしょうか。
履歴書は就職活動や転職活動において、最も基本的かつ重要な書類です。採用担当者が応募者の第一印象を形成する重要なツールとなるため、サイズ選びも慎重に行う必要があります。
履歴書サイズの見本と用紙サイズの見方
A4サイズの履歴書は、A3サイズの二つ折り
まずA4サイズの履歴書は、A3(297mm × 420mm)を半分に折ってA4(横210mm × 縦297mm)となります。
が()となっています。ため、見開きにするとA3のサイズになります。
B5サイズの履歴書は、B4サイズの二つ折り
次にB5サイズの履歴書は、B4(257mm × 364mm)を半分に折ってA4(横182mm × 縦257mm)となります。
市販の履歴書を購入すると、主にA4サイズ(A3の二つ折り)またはB5サイズ(B4の二つ折り)のいずれかが販売されています。コンビニのコピー機やネット上のテンプレートからダウンロードして印刷する場合も、通常はこの2種類のサイズから選ぶことになります。
履歴書のサイズ選びは、単なる好みの問題ではなく、応募先企業の要望や自身の経歴の量、さらには提出する他の書類とのバランスなど、複数の要素を考慮して決めるべきものです。適切なサイズを選ぶことで、書類選考での印象が良くなる可能性もあります。
履歴書のA4, B5サイズの大きな一つの違いとは?
A4サイズとB5サイズの最も明確な違いは、その大きさです。具体的な寸法で言うと、A4サイズは210mm×297mm、B5サイズは182mm×257mmとなっています。つまり、A4はB5よりも縦横ともに大きいサイズとなります。
A4サイズは大きめで情報量を多く記入できる一方、B5サイズはコンパクトでまとまりの良い印象を与えます。
A4サイズの履歴書は、一般的に二つ折りにした状態でA3サイズの用紙から作られています。開くとA3サイズ(420mm×297mm)となり、広い面積に多くの情報を記入できます。特に職歴が多い方や、詳細な経歴を記載したい場合に適しています。
一方、B5サイズの履歴書は、二つ折りにした状態でB4サイズ(257mm×364mm)の用紙から作られています。A4と比べると若干小さめですが、新卒や職歴の少ない方には十分な記入スペースがあります。
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履歴書のサイズはA4かB5のどっちか?どちらでも良い
求職者の立場としては「どちらを選べばいいのか」という点が気になるところですが、基本的には企業側から特別な指定がない限り、どちらのサイズを選んでも問題ありません。
実際の統計では、近年はA4サイズの履歴書が徐々に主流になりつつあります。
A4は主流になりつつあるサイズ
また、2022年の調査によると、大手企業の約65%がA4サイズの履歴書を好む傾向があるとされています。これは国際標準であるA4サイズが職務経歴書などの添付書類と統一しやすいためでもあります。
B5は古くから利用されていたサイズ
一方、B5サイズは従来から日本で広く使われてきたサイズで、特に中小企業や地方企業では今でも一般的に使用されています。また、職務経歴が少ない新卒者にとっては、B5サイズの方が適切なスペース配分になることもあります。
ここから、履歴書サイズの選び方を詳しく説明します。
履歴書サイズの選び方と判断基準|採用担当者はどう考えるか
履歴書を作成する際に悩むポイントの一つが「サイズ選び」です。A4とB5、どちらを選ぶべきか迷った経験がある方も多いでしょう。ここでは実際の採用担当者の意見を踏まえながら、状況に応じた適切な履歴書サイズの選び方をご紹介します。
多くの採用担当者によると、履歴書のサイズについては「内容が見やすく整理されていること」が最も重要であり、サイズ自体は絶対的な評価基準ではないという意見が多数です。ただし、状況によって適したサイズがあるのも事実です。
会社からの履歴書指定サイズに従う
履歴書のサイズ選びで最も優先すべきは、応募先企業からの指定です。採用担当者からも、「指定サイズに従うことが基本的なマナー」と捉えられます。
企業が履歴書のサイズを指定する理由としては、以下のようなものがあります:
- 人事管理システムとの互換性を保つため
- 応募書類の保管・管理の効率化
- 複数の応募者を公平に比較評価するため
- 社内の文書規定に合わせるため
「履歴書はA4サイズでご提出ください」などの指定がある場合は、必ずその指示に従いましょう。指定を無視すると、「指示に従えない人材」という最初の印象を採用担当者に与えてしまう可能性があります。
職歴が多い場合、A4(A3二つ折り)が良い
特に指定がない場合、職歴の量に応じてサイズを選ぶことが重要です。
職歴が多い場合は、より記入スペースの広いA4サイズ(A3用紙を二つ折りにしたもの)が適しています。
採用担当者の声として「長年のキャリアを持つ方がB5サイズに無理に詰め込むと、文字が小さくなりすぎて読みづらい」という意見が多く聞かれます。
A4サイズは約30%近くB5よりも広い記入スペースがあり、以下のような方に特におすすめです:
- 転職回数が3回以上ある方
- 職務経験が10年以上ある方
- 同じ会社でも複数の部署や役職を経験している方
- 業務内容や実績を詳しく記載したい方
ある大手企業の採用担当者は「A4サイズは情報量が多く、応募者のキャリアを詳細に把握できるメリットがある」と語っています。特に中堅以上のポジションへの応募では、A4サイズを選ぶことで豊富な経験を適切にアピールできるでしょう。
職務経歴書を一緒に提出する場合もA4(A3二つ折り)を選ぶ
転職活動では、履歴書と職務経歴書をセットで提出するケースが一般的です。
この場合、書類の統一感を出すためにもA4サイズを選ぶことをおすすめします。
職務経歴書は通常A4サイズで作成されることが多いため、履歴書もA4サイズにすることで、以下のようなメリットがあります:
- 書類の見栄えが統一され、プロフェッショナルな印象を与える
- 人事の採用担当者がファイリングしやすい
- 電子化(スキャン)した際の管理がしやすい
- 応募書類全体としての一貫性が保たれる
特に注意したいのが、履歴書をB5、職務経歴書をA4という組み合わせです。異なるサイズの書類を一緒に管理する手間は、採用担当者にとって多少の負担となります。
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職歴が少ない場合などはB5(B4二つ折り)を選ぶのもあり
職歴が少ない場合、特に新卒や第二新卒、あるいは転職回数が少ない場合は、B5サイズ(B4を二つ折りにしたもの)が適している場合があります。
B5サイズを選ぶメリットとしては、以下の点が挙げられます:
- コンパクトで取り扱いやすい
- 空白スペースが少なく、情報が少なくても見栄えがよい
- 伝統的なサイズとして好印象を持つ採用担当者も多い
- 持ち運びやすく、面接時に携帯しやすい
ある中小企業の採用担当者は「特に若手の応募者の場合、A4サイズだと情報量に対して空白が目立ちすぎることがある。B5サイズの方がバランスよく見える場合が多い」と述べています。
最終的には、履歴書の内容が見やすく整理されていることが最も重要です。サイズ選びに迷った場合は、自分の職歴や志望企業の特性を考慮した上で、情報を最も効果的に伝えられるサイズを選びましょう。
その他の履歴書サイズ(A4一枚、職歴欄無しや職歴短めなど)
履歴書というと、一般的にA4サイズやB5サイズの二つ折りタイプを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は様々なバリエーションの履歴書が存在します。ここでは、通常の履歴書とは異なる形式の履歴書サイズについて詳しく解説します。
A4サイズ1枚の履歴書
A4サイズ1枚の履歴書は、通常の二つ折りタイプと異なり、1枚の用紙に必要事項をすべて記入するコンパクトなタイプです。一般的な履歴書と比較すると情報量が限られるため、用途が限定的になる傾向があります。
A4サイズ1枚の履歴書の特徴として、記入欄がコンパクトにまとめられており、特に職歴欄のスペースが限られていることが挙げられます。このため、詳細な職務経歴を記載する必要がある場合には不向きです。
職歴が短い場合やバイト用(転職や新卒就活では避けるべし)
A4サイズ1枚の履歴書が適している場合は、主に以下のようなケースです:
- アルバイトやパートタイムの応募時
- 職歴があまりない学生のアルバイト応募
- 派遣社員の登録時
- 簡易的な書類提出が求められる場合
一方で、A4サイズ1枚の履歴書を使用すべきでないケースもあります:
- 新卒の就職活動:詳細な自己PR欄や学歴欄が必要
- 転職活動:職務経歴の詳細な記載が難しい
- 正社員としての採用選考:誠意や熱意が伝わりにくい印象を与える可能性がある
実際の採用担当者からは「A4サイズ1枚の履歴書は、正社員採用の場合、応募者の本気度が低いように感じることがある」という声も聞かれます。特に競争率の高いポジションや大手企業への応募では、従来の二つ折りタイプを選択するのが無難でしょう。
証明写真欄無しの履歴書(同様に転職等では避ける)
証明写真欄がない履歴書も、特定の状況で使用されることがあります。この形式の履歴書は、主にオンライン応募や一部の外資系企業、IT業界などで見られることがあります。
しかし、日本の多くの企業では、依然として証明写真付きの履歴書が標準とされています。
証明写真欄無しの履歴書を使用する際は、必ず応募先企業の要件を確認することが重要です。企業のウェブサイトや求人情報に「写真不要」と明記されている場合や、独自の応募フォームが用意されている場合は、それに従いましょう。
履歴書の用紙サイズ(A4, B5)のメリットとデメリットとは?
ここでは、一般的に使用される履歴書の用紙サイズであるA4とB5それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。
A4のメリット・デメリット
A4サイズ(A3二つ折り)の履歴書は主流になりつつあります。
このサイズを選ぶことで得られるメリットとデメリットを見ていきましょう。
【A4サイズのメリット】
- 記入スペースが広い:職歴や学歴が多い方にとって、十分な記入スペースが確保できるのは大きな利点です。特に中途採用の場合、詳細な職務経歴を記載する必要があるため重宝します。
- 書類の統一感:職務経歴書や添付書類もA4サイズが標準のため、すべての書類をA4で統一することで、整理整頓された印象を与えられます。
- 現代的な印象:最近はA4サイズが主流になりつつあり、時代に合った選択という印象を与えられます。特に大手企業や外資系企業への応募では好まれる傾向があります。
- パソコン作成との相性:パソコンで履歴書を作成する場合、A4サイズが標準設定になっていることが多く、レイアウトの調整が容易です。
- 入手しやすさ:コンビニや文房具店でもA4サイズの履歴書は広く取り扱われており、入手が容易です。
>履歴書作成はパソコンと手書きどっちがいい?PCの簡単な方法や無料テンプレート、メリットを解説
【A4サイズのデメリット】
- かさばる:B5と比較すると大きいため、持ち運びや郵送時にかさばることがあります。
- 記入量の圧迫感:職歴や学歴が少ない場合、空白が目立ってしまう可能性があります。新卒や職歴の少ない方は、この点に注意が必要です。
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B5のメリット・デメリット
B5サイズ(B4二つ折り)の履歴書は従来から使われてきた定番サイズです。このサイズにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
【B5サイズのメリット】
- コンパクトで持ち運びやすい:A4と比較してコンパクトなため、持ち運びや郵送時に便利です。
- 空白が目立ちにくい:職歴や学歴が少ない場合でも、A4ほど空白が目立ちません。新卒や第二新卒の応募者に適しています。
【B5サイズのデメリット】
- 記入スペースの制約:職歴や学歴が多い場合、スペースが足りなくなることがあります。特に中途採用で豊富な経験をアピールしたい場合は不便かもしれません。
- 書類の統一感の欠如:職務経歴書などの添付書類がA4サイズの場合、サイズの不一致が生じます。
- パソコン作成時の調整:パソコンで作成する場合、B5サイズ設定への調整が必要で、やや手間がかかることがあります。
- 文字が小さくなりがち:スペースの制約から文字を小さく書く傾向があり、読みにくさにつながる可能性があります。
サイズ選びの際には、応募先企業の文化や自分の経歴の量、そして全体としての書類の統一感を考慮することが重要です。迷った場合は、主流であるA4を選ぶことをお勧めします。
履歴書のサイズは小さな要素ですが、第一印象を左右する可能性があるため、応募先企業の特性に合わせて最適なサイズを選ぶことをおすすめします。どのサイズを選んだとしても、内容が充実していて丁寧に記入されていれば、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。
パソコンで履歴書を作った場合の印刷方法(コンビニや自宅)
パソコンで履歴書を作成した場合、印刷方法には主にコンビニエンスストアでの印刷と自宅での印刷の2つの選択肢があります。どちらの方法を選ぶにしても、履歴書のサイズや用紙の質感などに注意が必要です。ここではそれぞれの印刷方法について詳しく解説します。
セブンなどコンビニで印刷するには?サイズ指定方法等
コンビニエンスストアでの印刷は、自宅にプリンターがない方や高品質な印刷を求める方に適しています。主要なコンビニチェーンでは、マルチコピー機を使って簡単に履歴書を印刷することができます。
【セブンイレブンでの印刷手順】
- 作成した履歴書データをUSBメモリに保存するか、クラウドサービスにアップロードします
- セブンイレブン店内のマルチコピー機で「プリント」サービスを選択します
- 「USBプリント」または「ネットワークプリント」などの適切なオプションを選びます
- データを選択後、用紙サイズでA4またはB5を指定します
- カラー・モノクロ、印刷部数などを設定して印刷します
【コンビニ印刷時のサイズ指定のポイント】
履歴書の印刷では、正確なサイズで出力することが重要です。コンビニのマルチコピー機では以下の点に注意しましょう。
- 「用紙サイズに合わせる」「原寸大で印刷」などのオプションを選んで、縮小・拡大されないようにする
- A4サイズの履歴書を印刷する場合は、A4用紙を選択する
- B5サイズの履歴書を印刷する場合は、B5用紙を選択する(コンビニによってはB5用紙がない場合もあるので事前に確認が必要)
- 二つ折りタイプ(A3やB4)の場合は、A3やB4用紙を選択して後で折る必要があります
【コンビニ印刷での用紙選び】
コンビニで履歴書を印刷する際の用紙選びも重要なポイントです。
コンビニによっては「履歴書用紙」として専用の用紙を販売している場合もあるので、確認してみるとよいでしょう。
自宅(家)で印刷するには?
自宅のプリンターで履歴書を印刷する場合は、より細かい設定や用紙の選択が可能になります。
ただし、適切な設定と用紙選びが重要です。
【プリンター設定のポイント】
- 印刷品質は最高画質または「きれい」モードを選択します
- 用紙サイズをA4またはB5に正確に設定します
- 印刷プレビューで確認し、余白や配置が適切かチェックします
自宅印刷に適した履歴書用紙選び:見開きA3用紙
自宅印刷では、用紙選びの自由度が高いのが特徴です。履歴書にふさわしい用紙を選びましょう。
自宅で印刷する際は、見開きでA3となる専用の紙がよく使われます。(市販等で購入可能。)
A42枚に印刷も可能
見開きA3用紙が手に入らない場合、A42枚に分けて印刷しても構いません。
証明写真がある方のページを上にし、クリップを使ってまとめます。
両面印刷は避けましょう。
PDF形式の履歴書を印刷する場合
ダウンロードしたPDF形式の履歴書テンプレートや、PDF出力した履歴書を印刷する際は、Adobe ReaderやPDFビューアーの印刷設定で「実際のサイズ」や「100%」を選択し、縮小されないようにしましょう。「ページに合わせる」などのオプションを選ぶと、意図しないサイズになる場合があります。
>履歴書をコンビニや家で印刷|プリンターの用紙サイズや簡単印刷方法を解説!
履歴書サイズに関するよくある質問Q&A
履歴書のサイズ選びに悩んでいる方から寄せられる質問をまとめました。応募先の状況や自分のキャリアに合わせた最適な選択ができるよう、詳しく解説していきます。
履歴書のサイズはA4・B5以外も認められるのか
基本的に、一般企業への就職活動では、A4サイズかB5サイズの履歴書が標準とされています。しかし、最近はオンライン作成も一般的になってきているため、色々な履歴書サイズが認められてきています。
また、公務員試験では指定のサイズや様式があり、それに従う必要があります。また、クリエイティブ業界ではポートフォリオと合わせたオリジナルサイズの履歴書が受け入れられることもあります。
ただし、特に指定がない場合は、A4かB5のどちらかを選ぶのが無難です。独自のサイズを使用する場合は、事前に採用担当者に確認することをおすすめします。市販の履歴書用紙もほとんどがこの2サイズで販売されているため、入手のしやすさという点でもA4・B5が便利です。
海外企業に応募する際の履歴書サイズの国際基準
海外企業に応募する場合、履歴書(レジュメ)のサイズは国によって異なります。
ですが、北米、ヨーロッパ、オーストラリア、アジア諸国などではA4(210×297mm)サイズがほとんどの国で一般的です。
また、海外企業への応募では、履歴書のサイズよりも内容や形式が重要視されることが多いです。海外では自由な形式で書いて良いことが多く、日本の履歴書とは構成や記載内容が大きく異なります。応募先の国や企業に合わせたフォーマットを調査し、それに沿った書類を準備することをおすすめします。
>英語履歴書の書き方をサンプル(見本)と共に解説!英文レジュメの基本ルールと英語表現例文
履歴書のファイル保存と電子提出の注意点
近年、電子メールやWeb応募システムでの履歴書提出が増えています。電子データとして履歴書を扱う際の注意点をご紹介します。
ファイル形式の選択
・PDF形式:最も一般的で安全なフォーマットです。レイアウトが崩れず、どのデバイスでも同じ見た目で表示されます。
>[全10種]履歴書無料テンプレートPDFダウンロード!スマホ・PCで作成可能
>履歴書をPDF化する方法|簡単3ステップ!作成からダウンロードまで
・Word形式(.doc/.docx):編集可能なため、採用担当者が情報を抽出しやすいメリットがありますが、フォントや書式が環境によって変わる可能性があります。
・画像形式(.jpg/.png):手書きの履歴書をスキャンした場合に使われますが、ファイルサイズが大きくなりがちなデメリットがあります。
履歴書ファイル名の付け方
電子提出する際のファイル名は、採用担当者が識別しやすいよう工夫しましょう。
例:「履歴書_山田太郎_20231120.pdf」
会社によってはファイル名の指定がある場合もあるので、応募要項をよく確認しましょう。
セキュリティへの配慮
履歴書には個人情報が多く含まれるため、セキュリティには十分注意しましょう。
・信頼できる経路での送信(企業の採用システムや指定されたメールアドレスのみを使用)
・必要に応じてパスワード保護を行う
電子提出が一般的になっていますが、企業によっては紙の履歴書の郵送や持参を求める場合もあります。応募要項をしっかり確認し、指示に従うことが大切です。
>履歴書のメールでの送り方・書き方を例文とともに完全解説|マナーや注意点、添付での送付方法
>【例文付き】新卒が履歴書をメールで送る際のマナーと書き方、注意点
まとめ
履歴書のサイズ選びは就職活動や転職活動の第一印象を左右する重要なポイントです。基本的にはA4とB5のどちらでも構いませんが、採用担当者の視点や状況に応じた選択が必要です。企業から指定があればそれに従うことが最優先です。
職歴が多い場合やA4サイズの職務経歴書と一緒に提出する場合はA4サイズ(A3二つ折り)が適しています。
一方、職歴が少ない場合はB5サイズ(B4二つ折り)でも問題ありません。
パソコンで作成した履歴書はセブンイレブンなどのコンビニや自宅プリンターで印刷できますが、用紙の質や印刷の鮮明さにも注意しましょう。どのサイズを選ぶにしても、内容の正確さ、丁寧な字の記入、きれいな仕上がりを心がけることが、採用担当者に好印象を与える履歴書となります。
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PCでもスマホでも、オンラインで利用できる豊富なテンプレートがあるので、ぜひ確認してみてくださいね。
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履歴書作成アプリ
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監修者:島伸明
株式会社Yagishの取締役CMO。履歴書作成サービス「Yagish(ヤギッシュ)」の成長を牽引し、2024年には800万UUを突破、会員登録者数160万人を達成するなど、日本のキャリア支援市場で高い実績を誇る。大手企業での新規事業・海外事業に加え、複数の企業で取締役を歴任。事業企画、EC、エンタメ、ゲーム開発、マーケティング、コンサルティングと多岐にわたる分野で豊富な経験を持ち、キャリア形成に深い知見を持つ。