手取り35万の年収と額面はいくら?生活レベルや税金を解説
最終更新日:2026/07/08
目次
- 手取り35万円の額面月収と年収の目安
- 額面月収は約45万円が一般的
- ボーナスの有無によって年収は約540万〜600万円で変動
- 給与から天引きされる税金と社会保険料の内訳
- 手取り35万円は平均より高い?日本の平均年収と比較
- 日本の平均年収458万円を上回る収入レベル
- 【年齢別】20代では上位層、30代以降では平均的な水準
- 【男女別】男性の平均よりやや高く女性の中では高水準
- 【家族構成別】手取り35万円の生活レベルをシミュレーション
- 【独身・一人暮らし】趣味や貯金にも十分お金を回せる
- 【既婚・二人暮らし】都心でも安定した生活が可能
- 【子ども1人・3人家族】計画的な家計管理で不自由なく暮らせる
- 手取り35万円で可能になるライフプランとお金の目安
- 家賃の目安は収入の3分の1である11万円〜12万円が妥当
- 住宅ローンの借入可能額と無理のない返済計画の立て方
- 購入できる車の価格帯とローンを組む際の注意点
- 毎月の理想的な貯金額と目標設定のポイント
- 今の収入から手取り35万円以上を目指すための具体的な方法
- 現職での昇進や昇給を会社に交渉する
- スキルを活かせる副業を始めて収入源を増やす
- iDeCoやふるさと納税などの節税対策を始める
- より高い給与水準の業界や企業へ転職活動を行う
- 転職で年収アップを目指すなら「ヤギッシュ」で効率的に履歴書作成
- 手取り35万円の年収や生活に関するよくある質問
- 手取り35万円の場合、ボーナスなしだと年収はいくらになりますか?
- 手取り35万円で独身一人暮らしの場合、毎月いくら貯金できますか?
- 年収600万円で手取り35万円は可能ですか?税金はどれくらい引かれますか?
- まとめ
手取り35万円の収入がある場合、会社から支給される額面はいくらで、年収に換算するとどのくらいになるのでしょうか。
本記事では、手取り35万円の額面月収や年収の目安、引かれる税金や社会保険料の内訳を解説します。
また、日本の平均年収との比較や、家族構成ごとの具体的な生活レベルについてもシミュレーションを通じて明らかにします。
月収35万円の手取りについては「月収35万の手取りや年収、生活レベル、稼ぐ人の割合」で詳しく紹介しています。
手取り35万円の額面月収と年収の目安
手取り35万円とは、給与の総支給額である「額面」から、税金や社会保険料が差し引かれて実際に銀行口座に振り込まれる金額のことです。
したがって、額面の給与は35万円よりも高くなります。
ここでは、手取り35万円を得るために必要な額面月収と、ボーナスの有無による年収の違いについて解説します。
額面月収は約45万円が一般的
手取り35万円を得るための額面月収は、一般的に約45万円が目安です。
差額の約10万円は、所得税や住民税、健康保険料、厚生年金保険料などの税金・社会保険料として給与から天引きされています。
扶養家族の有無や年齢、住んでいる地域によって控除額は変動するため、額面月収はあくまで目安として捉えてください。
ボーナスの有無によって年収は約540万〜600万円で変動
年収はボーナスの有無によって大きく変わります。
ボーナスなしの場合、年収は額面月収45万円の12ヶ月分で約540万円です。
一方、ボーナスありの場合、例えば基本給が低めに設定され、その分が賞与として支給されるケースでは、年収は600万円を超えることもあります。
このように、同じ手取り35万円でも、給与体系によって年収には幅が生じます。
給与から天引きされる税金と社会保険料の内訳
額面給与から天引きされる主な項目は「税金」と「社会保険料」です。
税金には、個人の所得に対して課される「所得税」と、住んでいる自治体に納める「住民税」があります。
社会保険料には、病気やけがに備える「健康保険料」、老後の生活を支える「厚生年金保険料」、失業などに備える「雇用保険料」などが含まれます。
これらの内訳を合計したものが、額面から差し引かれる金額です。
手取り35万円は平均より高い?日本の平均年収と比較
手取り35万円という収入は、日本の労働者全体の中でどの程度の水準に位置するのでしょうか。
ここでは、国税庁が発表している平均年収のデータと比較し、年齢別や男女別の観点からその立ち位置を明らかにします。
収入水準を客観的に把握することで、自身のキャリアプランを考える上での参考にできます。
日本の平均年収458万円を上回る収入レベル
手取り35万円の年収は約540万円〜600万円であり、日本の平均給与を上回る収入レベルです。
国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、日本の給与所得者1人あたりの平均年収は460万円でした。
このことから、手取り35万円は平均よりも十分に高い水準にあることがわかります。
平均月収と手取りについては「平均月収と手取りの中央値は?年齢・男女別の給料を早見表で比較」で詳しく紹介しています。
【年齢別】20代では上位層、30代以降では平均的な水準
年齢別に見ると、手取り35万円の評価は異なります。
20代でこの収入を得ている場合、平均年収(365万円)を大幅に上回るため、同世代の中では上位層に入ります。
30代の平均年収は451万円であり、30代後半の男性の平均手取り額が35.2万円というデータもあるため、30歳以降では平均的な水準といえます。
【男女別】男性の平均よりやや高く女性の中では高水準
男女別に見ると、手取り35万円は、男性の平均手取り額が約29.0万円から35.5万円程度であることから、年代によっては平均的な水準か、それよりもやや高い水準に位置すると考えられます。
一方、女性の平均手取り額は、約22.0万円から28.6万円程度とされており、手取り35万円はこれを大きく上回ります。
どの年代の女性平均と比較しても高い水準にあるため、女性で手取り35万円を得ている場合は、高収入な層に位置づけられるでしょう。
【家族構成別】手取り35万円の生活レベルをシミュレーション
手取り35万円でどのような生活が送れるのかは、家族構成によって大きく異なります。
ここでは「独身・一人暮らし」「既婚・二人暮らし」「子ども1人・3人家族」の3つの世帯モデルを想定し、それぞれの生活レベルをシミュレーションします。
家計の内訳を具体的に見ることで、自身のライフスタイルと照らし合わせながら、将来の生活設計の参考にできます。
【独身・一人暮らし】趣味や貯金にも十分お金を回せる
独身で一人暮らしの場合、手取り35万円は非常に余裕のある生活が可能です。
家賃や食費、水道光熱費などの基本的な生活費を差し引いても、毎月10万円以上を自由に使えることが多いでしょう。
そのため、趣味や自己投資にしっかりお金をかけたり、将来のために十分な貯蓄や資産運用に回したりと、ゆとりのある生活レベルを実現できます。
【既婚・二人暮らし】都心でも安定した生活が可能
夫婦2人暮らしの場合でも、手取り35万円であれば都心部でも安定した生活を送れます。
家賃を少し高めに設定したり、外食の頻度を増やしたりする余裕も生まれます。
共働きでパートナーにも収入があれば、世帯収入はさらに増えるため、より豊かな暮らしや早いペースでの貯蓄が可能です。
2人分の将来を見据えた計画的な資金計画も立てやすいでしょう。
【子ども1人・3人家族】計画的な家計管理で不自由なく暮らせる
子どもが1人いる3人家族の世帯では、独身や二人暮らしの場合と比べて支出が増加します。
食費や日用品費に加え、養育費や教育費がかかるため、計画的な家計管理が求められます。
しかし、手取り35万円の収入があれば、節約を意識することで十分に不自由なく暮らせる水準です。
将来の学費などに備え、ボーナスを貯蓄に回すなどの工夫をすると、より安心して生活できます。
手取り35万円で可能になるライフプランとお金の目安
手取り35万円の収入は、将来のライフプランを考える上で重要な基盤となります。
安定した収入があるからこそ、住居の購入や車の所有、計画的な貯蓄といった大きな目標も現実的になります。
ここでは、家賃の目安から住宅ローンの考え方、車の購入、そして理想的な貯金額まで、具体的なお金の目安について解説します。
家賃の目安は収入の3分の1である11万円〜12万円が妥当
家賃の目安は、一般的に手取り収入の4分の1から3分の1程度が妥当とされています。以前は3分の1が一般的でしたが、近年では物価上昇や固定費増加を考慮し、手取りの3割を基準とする考え方も増えています。手取り35万円の場合、家賃の上限は10.5万円〜11.6万円程度が目安となるでしょう。この予算があれば、都心部でも一人暮らし向けの物件や、郊外であれば二人暮らし向けの広めの物件を探すことが可能です。自身のライフスタイルや通勤の利便性を考慮して、無理のない範囲で住居を選びましょう。
住宅ローンの借入可能額と無理のない返済計画の立て方
手取り35万円(年収約540万円以上)の場合、金融機関から3,500万円〜4,500万円程度の住宅ローンを組める可能性があります。
ただし、借入可能額と無理なく返済できる額は異なります。
毎月の返済額が手取り収入の20%〜25%(7万円〜9万円程度)に収まるようにローンを組むのが、安定した返済計画のポイントです。
将来の金利変動や教育費の増加なども考慮に入れて、慎重に計画を立てましょう。
購入できる車の価格帯とローンを組む際の注意点
車の購入価格の目安は、年収の半分程度といわれています。
年収540万円であれば、270万円程度の車が購入の目安となります。
ローンを組む際は、車両本体価格だけでなく、税金や保険料、駐車場代などの維持費も考慮に入れる必要があります。
月々の返済額が家計を圧迫しないよう、頭金の準備や返済期間を調整し、無理のない範囲で購入を検討することが重要です。
毎月の理想的な貯金額と目標設定のポイント
毎月の貯金額は、手取り収入の10%〜20%が理想とされています。
手取り35万円であれば、毎月3.5万円〜7万円を目標に貯金を進めると良いでしょう。
まずは生活防衛資金として生活費の3ヶ月〜半年分を貯め、その後は結婚資金、住宅購入の頭金、子どもの教育費など、ライフイベントに合わせた具体的な目標を設定することで、モチベーションを維持しながら計画的に資産を形成できます。
今の収入から手取り35万円以上を目指すための具体的な方法
現在の手取り収入が35万円に満たない場合でも、いくつかの方法を実践することで収入アップを目指せます。
現状の職場でキャリアアップを図ることから、新しい収入源の確保、支出の見直し、そして環境を変える転職まで、さまざまなアプローチが考えられます。
ここでは、手取り35万円以上を実現するための4つの具体的な方法を紹介します。
現職での昇進や昇給を会社に交渉する
まずは現在の勤務先で収入を上げる方法を検討しましょう。
これまでの実績や成果を具体的に示し、会社に昇進や昇給を交渉することが有効です。
自身のスキルアップや資格取得を通じて会社への貢献度を高めることで、交渉を有利に進められる可能性が高まります。
定期的な評価面談の機会などを活用し、積極的にキャリアアップの意思を伝えましょう。
スキルを活かせる副業を始めて収入源を増やす
本業の収入に加えて、副業で新たな収入源を確保することも有効な手段です。
Webデザインやプログラミング、ライティングといった専門スキルを活かせる仕事は、比較的高単価な案件を見つけやすいでしょう。
本業とのバランスを考え、無理のない範囲で始められる副業を探すことで、着実に世帯収入を増やすことができます。
iDeCoやふるさと納税などの節税対策を始める
収入を増やすだけでなく、支出を減らすことも手取り額を増やす上で重要です。
iDeCo(個人型確定拠出年金)は掛金が全額所得控除の対象となり、所得税や住民税の負担を軽減できます。
また、ふるさと納税は実質2,000円の負担で返礼品を受け取りながら税金の控除が受けられる制度です。
こうした節税対策を積極的に活用し、可処分所得を増やしましょう。
より高い給与水準の業界や企業へ転職活動を行う
現在の職場で大幅な収入アップが見込めない場合は、より給与水準の高い業界や企業への転職が最も効果的な手段です。
IT業界や金融業界、コンサルティング業界などは、他の業界に比べて平均年収が高い傾向にあります。
自身のスキルや経験を高く評価してくれる企業を見つけることで、手取り35万円以上の収入を実現できる可能性が高まります。
手取り30万円の生活については「手取り30万円の生活の余裕や年収、割合」で詳しく紹介しています。
転職で年収アップを目指すなら「ヤギッシュ」で効率的に履歴書作成
転職で手取り35万円以上を目指すには、自身の経歴やスキルを効果的にアピールする応募書類が不可欠です。
しかし、職務経歴書や履歴書の作成に時間と手間がかかることも事実です。
転職活動を効率的に進めるためには、便利なツールを活用するのがおすすめです。
「ヤギッシュ」のような履歴書作成サービスを使えば、AIによる文章作成サポートなどを活用しながら、質の高い応募書類をスピーディーに作成できます。
履歴書作成サービスについては「AIによる文章作成サポートを活用できる履歴書作成サービス」で詳しく紹介しています。
手取り35万円の年収や生活に関するよくある質問
手取り35万円の収入について、額面年収や税金、社会保険料、貯金額など、多くの人が疑問に思う点があります。ここでは、特に質問の多い項目を取り上げ、それぞれ簡潔に回答します。具体的な数字や目安を知ることで、自身の家計やライフプランを考える際の参考になります。
手取り額は個人の状況によって控除額が異なるため、紹介する内容はあくまで一般的なケースや目安として、自身の状況と照らし合わせながら、手取り35万円の生活レベルをより深く理解しましょう。
手取り35万円の場合、ボーナスなしだと年収はいくらになりますか?
ボーナスなしの場合、年収は約540万円になります。
手取り35万円の額面月収が約45万円であるため、単純に12ヶ月分を掛け合わせると算出できます。
ただし、この金額は扶養家族の有無などによって変動する可能性があるため、あくまで目安として考えてください。
手取り35万円で独身一人暮らしの場合、毎月いくら貯金できますか?
独身一人暮らしの場合、生活スタイルによりますが毎月7万円〜10万円以上の貯金が可能です。
例えば、家賃11万円、食費5万円、その他生活費を10万円程度に抑えれば、残りの9万円を貯金や投資に回せます。
計画的な家計管理で、趣味や娯楽を楽しみながらでも十分な貯蓄ができます。
年収600万円で手取り35万円は可能ですか?税金はどれくらい引かれますか?
年収600万円の場合、手取り月収は約35万円〜38万円が目安となるため、十分に可能です。
給与から天引きされる税金や社会保険料は、額面収入の約20%が一般的です。
年収600万円であれば、年間で約120万円が引かれ、手取り年収は約480万円前後になる計算です。
月収44万円の手取りについては「月収44万円の手取りと年収、世帯別の生活レベル」で詳しく紹介しています。
まとめ
手取り35万円は、額面月収で約46万円、ボーナスなしの年収で約552万円に相当します。この収入は日本の平均年収を上回る水準であり、独身であれば余裕のある生活が、家族がいても計画的な家計管理で安定した暮らしが可能です。
現在の収入から手取り35万円を目指すには、現職での昇給交渉や副業、節税対策、そして給与水準の高い企業への転職といった方法が考えられます。
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