2025.02.14
【履歴書の印鑑(ハンコ)ガイド】シャチハタや認印はOK?押印の方法や必要性を徹底解説!

「履歴書に印鑑って必要?押し方は?」
「シャチハタでもいいのかな?」
履歴書を作成する際、印鑑について疑問に思ったことはありませんか?
デジタル化が進む現代でも、履歴書に印鑑を求められるケースは意外と多く、種類や押し方、そしてそもそも必要なのかどうかなど、迷ってしまうポイントも多いでしょう。
間違った印鑑の使い方でせっかくの履歴書が台無しになってしまうのは避けたいですよね。
この記事では、
・履歴書における印鑑の必要性
・ハンコの種類、正しい押し方
・ハンコが不要な履歴書テンプレート
などなど、徹底的に解説します。
よくある質問や、失敗した場合の対処法なども紹介します。
この記事を読めば履歴書作成における印鑑の不安を解消し、自信を持って応募できます!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
履歴書に印鑑(ハンコ)は必要?不要?最新の状況を解説
デジタル化が進む現代において、履歴書への印鑑の必要性について疑問を抱く方は少なくありません。「もう印鑑は不要なのではないか?」と考える方もいるかもしれません。
結論から言うと、履歴書への印鑑の必要性は、応募する企業や利用する履歴書によって異なります。 企業によっては必須としている場合もあれば、不要としている場合、あるいは利用する履歴書によってはハンコ欄が無い場合もあります。
そのため、応募前に必ず企業の求人情報や応募要項をよく確認することが重要です。
基本押印は不要|履歴書ハンコ
基本的には不要です。以前は売っている履歴書によくハンコ欄がありましたが、最近はかなり少なくなっています。
また、1997年に議会にて決定され、押印欄の有無が見直されています。
履歴書にハンコでの押印が必要なケースとは?
印鑑の必要性を整理する以下にて押印の必要なケースを示します。
企業があなたに押印を求める場合や応募要項に記載がある場合
応募要項に書いてある場合や、企業があなたに押印を求めることがあります。
その場合は必要になります。
押印欄がある履歴書
また、古い履歴書や市販の履歴書にはよく押印欄がいまだに残っています。
その場合は押した方が良いでしょう。
押印欄の無い履歴書テンプレート
押印欄が無い履歴書テンプレートも多く存在します。
例えばこちらの記事で紹介しています。
>履歴書フォーマット・テンプレートで簡単作成!無料PDFダウンロード・状況別形式での書き方
履歴書にハンコを押す必要がない場合
逆に押す必要がない場合というのは、
押印欄が無いときと、会社が求めてきていない時となります。
履歴書に押す印鑑の種類と選び方|シャチハタや認印、実印など
履歴書に押す印鑑は、種類によって適切なものが異なります。間違った印鑑を使用すると、採用担当者に不適切な印象を与えてしまう可能性があるため、注意が必要です。ここでは、履歴書に適した印鑑の種類と選び方について解説します。
印鑑(ハンコ)の種類
ハンコには色々な種類がありますが、以下のものが主にあります。
・実印(役所など公的に認められている印鑑)
・銀行印(銀行で届け出をし、認められた印鑑)
・認印(実印などのように登録がされていない個人の印鑑)
・シャチハタ(スタンプ式の印鑑)
シャチハタは使える?
シャチハタは手軽で便利な印鑑ですが、履歴書への使用については賛否両論があります。
シャチハタは薄いことがあるので、できれば朱肉が使える印鑑を使いましょう。
履歴書には認印で良い
認印は朱肉が使えるので、シャチハタよりも良い選択肢となります。
実印や銀行印は?
実印や銀行印は大切なハンコであるため、セキュリティ的には使うことはできるだけ避けることをお勧めします。
印鑑の色は何が良い?
履歴書に押す印鑑の色にきまりはありませんが、一般的に朱色(赤色)が好まれます。朱色は古くから重要な書類に押印される色として認識されており、フォーマルな場面により適しています。
>履歴書作成はパソコンと手書きどっちがいい?PCの簡単な方法や無料テンプレート、メリットを解説
履歴書への押印の例・見本|印鑑の正しい押し方・位置
押印時の注意点
履歴書への押印は、第一印象を左右する重要な要素です。丁寧な押印を心がけ、以下のような点に注意しましょう。
以下の例ように綺麗な押印を心がける
この例のように、しっかりと名前が見えるように押すことを心がけましょう。
斜めにならないように注意
こちらの押印の例のように、左のものはしっかりと縦におされていますが、右のものは斜めになっています。
できる限り左の例のように押しましょう。
押印位置
「印」という文字の真上に重なるように押しましょう。
その他の履歴書の押印の注意点
注意点 | 解説 |
---|---|
インクの濃さ | インクが薄いと、読み取れない可能性があります。濃すぎるとにじんでしまい、これも好ましくありません。適度な濃さで、はっきりと印影が確認できる状態を心がけましょう。 |
位置の正確さ | 印鑑を押す位置は、氏名欄のすぐ横に指定されていることが多いです。印という文字の真上に押します。ずれていたり、はみ出していたりする場合は、印象が悪くなってしまう可能性があるので注意します。 |
印影の鮮明さ | 印影がにじんだり、歪んだりしていないか確認しましょう。鮮明な印影は、あなたの丁寧さを示す重要なポイントです。印鑑の汚れや劣化も確認し、必要に応じて交換しましょう。 |
>履歴書の見本(サンプル)と書き方を完全解説!無料テンプレートでの作成方法も♪
履歴書に綺麗に押印するポイント
ここで綺麗に押印するためのポイントを紹介します。
押印マット(ハンコマット)を使う
ハンコを押すためのゴム性のマットを使うと、より綺麗に押すことができます。
ハンコを押す前に練習
実際に押す前に、紙などで練習しましょう。
上下の確認などもできます。
欠けないように練習
練習する際には、ハンコ全体がうつるように練習しましょう。
ハンコを押したあとは乾くまで待つ
また、ハンコを押したすぐあとはまだ濡れているため、触らないようにしましょう。
履歴書の押印を失敗したら?
ここで押印を失敗した場合の対処法をお話しします。
押印の失敗度合いによっては提出も可能
そこまでひどく無い場合は提出しても良いですが、あくまで自己責任であることを理解しましょう。
基本は履歴書の作り直し
やはり、印鑑を押す際に失敗してしまった場合は、新しい履歴書を作成し直すのが確実です。
大切なのは、清潔で正確な履歴書を提出することです。修正に時間をかけすぎるよりも、新しい履歴書を作成する方が、時間と労力の節約になる場合もあります。
オンラインで作成や押印欄の無い履歴書を使う
ここまで、履歴書の押印方法に関して詳しくお話ししました。
ただ、なかなか手書きなどをしていると履歴書作成は大変ですよね。
そのため最近では、スマホやパソコンで書くことにシフトする人が非常に多くなっています。
中でも、Yagishのオンラインテンプレートを利用すると、
より簡単に書くことができ、PDFダウンロードまで無料でできます。
またハンコ欄がない厚生労働省最新式の履歴書テンプレートもあります。
Yagish履歴書とは?
Yagishは履歴書作成ができる人気のウェブサイトです。
公式サイトにて、さまざまな履歴書テンプレートがあり、履歴書を作り、無料でPDFをダウンロードすることができます。
ハンコ欄が無い厚生労働省最新式の履歴書テンプレート【無料】
このように、最新式の厚生労働省の履歴書テンプレートでは、ハンコを押さなくてよいものとなっています。
無料で使えるので、ぜひ利用してみてくださいね。
実際の利用方法|データを順に入力するのみ
名前の入力から志望動機まで全て入力するだけで履歴書ができます。
履歴書ダウンロードも無料で簡単
履歴書を作ったら、PDFダウンロードも即できます。
どこにいても作成可能
ネットさえあればどこでも作成でき、さらに保存もしてくれます。
電車でもどんどん書くことができます。
履歴書を書くのが大変…と感じている方は、
無料で使えるので、まず一度試してみてくださいね。
>より簡単に履歴書が作れる!Yagish履歴書を見てみる♪(公式サイトへ)
履歴書の印鑑に関するよくある質問Q&A
印鑑の代わりにサインでも大丈夫ですか?
基本的には、サインは許されません。オンラインで完結する電子応募の場合などは、サインのみで問題ないケースもあります。企業からの指示がない限り、ハンコを使うか、ハンコ欄がない履歴書を使いましょう。
企業の採用に押印のあるなしは影響する?
結論から言うと、履歴書に押印がないことが採用の合否に直接影響することはほとんどありません。 近年、多くの企業が印鑑を不要とする流れにあり、特にオンライン履歴書が一般化する中で、押印の有無は採用基準にはならないことが一般的です。
しかし、一部の企業では依然として「書類の正式性」や「書類の完成度」を重視し、押印を求めるケースがあります。特に、伝統的な企業や役所関連の職種では、印鑑を重要視する場合があるため、企業の指示に従うことが無難です。
また、履歴書の押印が求められる企業で押印を忘れると、「指示を守らない人」「書類作成に不備がある人」と見なされるリスクがあります。応募前に、企業の採用ページや履歴書フォーマットの指示を確認し、押印の必要性を判断することが重要です。
まとめ: 履歴書作成をスムーズに進めるためのポイント
本記事では、履歴書への印鑑の必要性、種類、選び方、正しい押し方、そしてよくある質問への回答まで、網羅的に解説しました。 結論として、履歴書への印鑑の必要性は企業や応募方法によって異なり、必ずしも必須ではありません。しかし、印鑑が必要なケースがあることを踏まえ、印鑑を用意しておきましょう。
履歴書作成は就職活動における第一印象を左右する重要なステップです。本記事でご紹介したポイントを参考に、丁寧で正確な履歴書を作成し、自信を持って応募活動を進めてください。 印鑑の有無に関わらず、清潔感があり、読みやすい履歴書を作成することが、選考官に好印象を与えるための鍵となります。
万が一、印鑑に関することで迷うことがあれば、再度本記事の内容をご確認ください。 よりスムーズな履歴書作成、そして就職活動の成功を心よりお祈りしております。
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監修者:島伸明
株式会社Yagishの取締役CMO。履歴書作成サービス「Yagish(ヤギッシュ)」の成長を牽引し、2024年には800万UUを突破、会員登録者数160万人を達成するなど、日本のキャリア支援市場で高い実績を誇る。大手企業での新規事業・海外事業に加え、複数の企業で取締役を歴任。事業企画、EC、エンタメ、ゲーム開発、マーケティング、コンサルティングと多岐にわたる分野で豊富な経験を持ち、キャリア形成に深い知見を持つ。