2024.10.29
履歴書の職歴・学歴の書き方を完全解説!基本ルールとケースごとの記入方法|転職、大学院卒等
「履歴書の職歴ってどう書けばいいの?」
「学歴はどう?」
と、転職活動をしている方は悩むことが多いのではないでしょうか?
転職活動をする際、履歴書は自分の経歴をアピールする重要な書類です。
特に職歴や学歴の記入方法は、採用担当者にあなたの経験やスキルを正確に伝えるためのポイントとなります。
・職歴、学歴の例文やテンプレートがあれば見たい
・自分の経歴は少し変わっているのでどう書けばいいか悩む
・正しい書き方で履歴書を書き、企業にアピールしたい
など、いろいろな悩みがあることと思います。
ということで本記事では、履歴書における職歴・学歴の基本的な記入ルールや、
転職ケースごとの例文、さらには記入例や見本を使って具体的に解説していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
1.履歴書の職歴と学歴の基本的な記入例(見本)
履歴書の職歴欄と学歴欄は、自分の経歴を簡潔かつ正確に伝えるために重要な部分です。
早速ここでは、基本的な書き方のルールに基づいた具体的な記入例を紹介します。
職歴欄と学歴欄の具体的な見本
職歴と学歴入力の基本
以上のように、学歴欄は古い学歴から新しい学歴の順に記入します。
また職歴欄も同様に古い職務から順に記入します。
また各会社での勤務期間や役職、仕事内容を簡潔に説明します。
2. 履歴書の学歴、基本ルールと書き方
まず、学歴欄を記入する際の基本ルールをより詳しく見ていきます。
大卒、高卒者は最終学歴の1つ前から記入
学歴は最終学歴だけでなく、1つ前の学歴も記入します。
例えば、大学卒業者は高校の学歴(卒業のみでOK)も記載します。
高校名だけでなく、正確な学校名と在籍期間を記入しましょう。
大学院生卒と中卒者は例外
中卒者
一方、中卒の場合は中学校の学歴が最終となるため、中学校のみ記入します。
大学院卒
大学院卒の場合は、大卒同様に高校から書きます。
また、修士課程入学・修了、博士課程入学・修了という表記が必要です。
この後、実際の例も載せていきます。
学校名や学部の正式名称を使用
学校名、学部、専攻名は必ず正式名称を使って記入します。
たとえば「東大」「経済学科」ではなく、「東京大学 経済学部 経済学科」と完全な名前を書くことが必要です。
また、略語や俗称を避け、正式な名称で記入することで信頼性を高めます。
西暦と和暦の統一
学歴欄では、西暦か和暦のどちらかを統一して使用します。
たとえば、大学入学と卒業の年を「平成○○年」または「20〇〇年」と統一することで、一貫性を持たせます。
和暦と西暦が混在しないように気をつけましょう。
卒業・中退の記載方法
学歴欄において、卒業した場合は「卒業」、中退した場合は「中途退学」と明記します。
特に中退や途中で学校を辞めた場合は、
その理由を面接などで質問される可能性があるため、説明できる準備をしておくと安心です。
例)大学中退の場合「△△大学 〇〇学部 〇〇科 中途退学」
休学・浪人・留年の対応
休学の書き方
休学に関してはどうして休学していたのか、またどのくらい休学したのかを明記します。
例)2020年 カナダ語学留学のため1年間休学
例)2020年 経済的理由により1年間休学
浪人・留年の書き方
浪人、留年については、基本的には履歴書に記載する必要はありません。
どの場合も、これらの期間に関して面接などで聞かれる場合に備えて、簡潔に説明できるように準備しておくことが大切です。
3. 履歴書の学歴の書き方例・見本
中卒者の書き方見本
中卒の場合、最終学歴は中学校となります。正式名称を使用し、卒業年を記入します。
入学年は記入する必要は基本的にはありません。
高卒の書き方見本
高卒者の場合、高校名と卒業年を正確に記載します。公立高校であれば、都道府県名も付けて正式名称で書きます。また、学科がある場合はその名称も記載すると良いでしょう。例えば、「○○県立○○高等学校 普通科 卒業」となります。また、デザイン科やビジネス科などもありますね。
大卒の書き方見本
大卒の場合、大学名、学部、学科を省略せずに記入します。例えば、「○○大学 ○○学部 ○○学科 卒業」という形で、最終学歴の学士号を取得したことが伝わるように記載しましょう。卒業年度も忘れずに記載します。
大学院卒の書き方見本
大学院卒者の場合、大学名と大学院名を記載し、専攻や学位(修士課程や博士課程など)を明確に書きます。例えば、「○○大学大学院 ○○研究科 ○○専攻 修士課程 修了」といった形になります。卒業年度を合わせて記入し、取得した学位をしっかり示します。
海外の大学を卒業したことがある場合の例
海外の大学を卒業した場合は、国名を書いた後は日本の場合と同じです。
例)「アメリカ合衆国 ○○大学 ○○学部 ○○学科 卒業」のような形です。
中退した場合の学歴書き方見本
中退した場合、在籍していた学校名、学部、学科、を記載し、「中途退学」と明記します。
例えば、「○○大学 ○○学部 ○○学科 中途退学」のようになります。
また、面接で理由を聞かれる可能性もあるため、口頭での説明を準備しておきましょう。
4. 学歴を自動入力してくれるオンライン履歴書
また、現在はオンラインで履歴書を作れるウェブサイトやアプリがどんどん増えています。
その中でも特に人気のYagish履歴書があります。
Yagish履歴書では、
・生年月日
・学校名
・滞在した年数
を入れるだけで以下のように自動で学歴を入力してくれます。
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5. 履歴書の学歴、基本ルールと書き方
正確な日付の記入
職歴の記載には、正確な年号と月を記入します。「○○年○○月入社」といった形で、入社日と退職日を明確にしましょう。
また、職歴は古いものから新しいものへと書いていきます。
和暦もしくは西暦に統一
入社・退職の年号は和暦か西暦に統一して記入します。混在しないように注意し、履歴書全体で一貫性を持たせましょう。
所属部署、職務内容の記載
所属部署、職務内容は正式名称を記載します。
また職務内容は、アピールになるような内容であれば記入します。
例えば、
・長野支社にて営業部に配属 ルート営業を担当(より簡潔な例)
・営業部営業課に配属し、世田谷区を担当。農薬の営業を行う(職務内容を記載した例)。
など。
アルバイトの記入:職歴に含めるべきか
アルバイト経験は基本的には記載しません。
ただ、業務内容や応募職種に深く関連がある場合は記載を検討します。
会社名の記載方法
会社名は略さず正式名称を使用し、社名変更があった場合には、旧社名と現在の社名を併記します。
これにより正確な経歴が伝わります。
例)株式会社〇〇(現◯△株式会社)
職歴は以上と書き締める
職歴欄の最後には、「以上」と書き締めます。右詰めで書きます。
教える人によっては「現在に至る」という言葉を入れることもありますが、入れなくても大きな問題はありません。
6. 履歴書の職歴のケースごとの見本、書き方例
次に幾つかの職歴の見本をここで紹介したいと思います。
基本的な職歴
会社名、部署が正式名称で書かれており、職歴が短い場合、このようにシンプルな書き方でも問題ありません。
職務内容を少し詳しく書く
受ける会社にプラスに働くと感じる場合、職務内容を詳しく書くと良いでしょう。
一度退職したことがある場合
退職経験がある場合、「一身上の都合により退職」と記載する。
社内にて異動した場合
異動した旨を上の例のように記します。
7. 職歴を自動入力してくれるオンライン履歴書
また先ほども少し書きましたが、
現在はオンラインで履歴書を作れるウェブサイトやアプリがどんどん増えています。
Yagish履歴書は、
・オンラインで履歴書作成が可能
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なので、非常に人気です。
職歴の自動入力機能もある
・会社名
・在籍期間
・退職している場合、退職理由(チェックするのみ)
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島伸明
株式会社Yagishの取締役CMO。履歴書作成サービス「Yagish(ヤギッシュ)」の成長を牽引し、2024年には800万UUを突破、会員登録者数160万人を達成するなど、日本のキャリア支援市場で高い実績を誇る。大手企業での新規事業・海外事業に加え、複数の企業で取締役を歴任。事業企画、EC、エンタメ、ゲーム開発、マーケティング、コンサルティングと多岐にわたる分野で豊富な経験を持ち、キャリア形成に深い知見を持つ。