2025.03.10

履歴書の通勤時間欄、書き方完全ガイド!未定、引越し、わからない、欄が無い場合等

「履歴書の通勤時間ってどう書けばいい?」

「勤務先など未定なのだけどどうしよう」

などなど、履歴書の通勤時間欄で悩む方は多いのではないでしょうか?

本記事では、履歴書における通勤時間の正しい書き方を完全ガイドします。

・履歴書の通勤時間の基本の書き方

・引越し予定がある場合や住む場所が未定、リモートワークの際の記入方法

・採用担当者は通勤時間で何を見ているの?

などなど、色々な疑問を解決します。

この記事を読めば、採用担当者に好印象を与える通勤時間の書き方がすべて分かります。
通勤時間は採用判断に影響する重要な要素です。正しい知識で履歴書作成の悩みを解消しましょう。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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この記事の目次

 

履歴書の通勤時間書き方の4つの基本と見本画像

企業は履歴書の通勤時間にて、基本的には通勤時間と交通費、基本的なマナー等を確認しています。

また、採用担当者は応募者の生活環境や勤務への影響の判断も行っています。
ここでは、履歴書の通勤時間欄の適切な書き方と実際の記入例をご紹介します。

まず、以下が見本画像です。

履歴書の通勤時間記入欄、見本画像

ここからポイントを解説していきます。

 

①片道の通勤時間を書く

履歴書の通勤時間欄には、必ず「片道」の所要時間を記入します。往復の時間ではないことに注意しましょう。
例えば、片道45分かかる場合は「45分」と記入します。
往復の時間を書いてしまうと、実際の倍の通勤時間があると誤解される可能性があります。

また、「片道」と明記する必要はなく、通勤時間欄にはシンプルに「45分」のように記入するのが一般的です。
履歴書フォーマットによっては「通勤時間(片道)」と明記されている場合もあります。

 

②自宅ドアから会社ドアの片道最短ルートの通勤時間を記入

通勤時間は「自宅の玄関から会社の入り口まで」のドアToドアの所要時間を記入します。
そのため、以下のすべての時間を含めて計算します。

  • 自宅から最寄り駅までの徒歩時間
  • 電車やバスなどの乗車時間
  • 乗り換え時の移動や待ち時間
  • 降車駅から会社までの徒歩時間

例えば、自宅から最寄り駅まで徒歩10分、電車で20分、降車駅から会社まで徒歩5分の場合、通勤時間は合計35分となります。この場合、「35分」と記入します。

 

③5分単位で書くのが基本

通勤時間は基本的に5分単位で記入するのが基本です。例えば、実際の所要時間が37分の場合は「40分」と切り上げて記入します。また、42分の場合も「45分」と切り上げるのが一般的です。

1時間未満の場合

1時間未満の場合、履歴書のフォーマットによって記入方法が異なります。

ですが基本は、「0時間45分」と記入します。

1時間以上の通勤時間の場合は、例えば「1時間15分」または時間欄に「1」、分欄に「15」のように記入します。

 

④通勤の交通手段を書く

通勤時間だけでなく、使用する交通手段も記入します。
履歴書によっては、交通手段を記入する専用の欄がある場合もあります。

  • 「電車」「バス」「徒歩」「自転車」「自家用車」など、主な移動手段を記入
  • 複数の交通手段を使用する場合は「電車・徒歩」のように併記
  • 電車の場合は路線名まで書く必要はありませんが、「JR」「私鉄」と区別することもあります

交通手段の書き方例

通勤時間:45分 交通手段:電車・徒歩

通勤時間:1時間10分 交通手段:JR、バス

通勤時間:20分 交通手段:自転車

交通手段を記入することで、会社側は通勤の安定性や交通費の概算、天候による影響なども予測できるため、できるだけ詳細に記入することをおすすめします。

 

通勤時間がなぜ履歴書にあるのか

履歴書に通勤時間の欄がある理由には、企業側のいくつかの重要な確認事項があります。

・長期的な勤務継続の可能性確認

・遅刻リスクの評価

・交通費の算出

・緊急時の対応

企業側は基本、このようなことを確認しています。

長時間の通勤は身体的・精神的な負担となり、長期的な勤務継続に影響する可能性があります。そのため企業は応募者が無理なく通勤できる距離に住んでいるかを確認します。

また多くの企業では交通費を支給するため、通勤経路や交通手段から概算の交通費を算出します。特に中小企業では、高額な交通費が人件費に影響する場合もあるため、事前に把握したいと考えています。

このように、通勤時間は単なる形式的な情報ではなく、採用判断や今後の労務管理において重要な要素となっています。
面接にても話されることがあります。

 

履歴書の通勤時間のパターン別書き方

履歴書に通勤時間を記入する際、住居状況や勤務形態によって記入方法が異なります。
ここでは、様々なケース別に適切な書き方を解説します。
転職や就職活動において、この小さな欄の書き方一つで、採用担当者に誠実さや細やかさをアピールできるチャンスです。

引越し予定

就職や転職に伴い引越しを予定している場合は、その旨を明記することが大切です。採用担当者に正確な情報を伝えることで、誠実な印象を与えられます。

例えば、「入社までに○○区へ引越し予定(約20分・徒歩と電車)」のように記載します。具体的な引越し先が決まっている場合は、その予定地からの通勤時間を計算して記入しましょう。

 

引越し先が完全に決まっていない場合でも、「入社までに通勤圏内へ引越し予定でございます。」と記載することで、通勤に問題がないことを伝えられます。この場合、可能であれば検討している地域からの想定通勤時間も添えると良いでしょう。

 

住む場所・勤務地が未定でわからない場合

採用後に勤務地が決まる企業や、全国転勤がある場合は、通勤時間を正確に記入することが難しいケースがあります。そのような場合の対処法を紹介します。

勤務地が未定の場合は、「勤務地によります。(本社配属の場合、約40分・電車利用)」のように、主な事業所や本社を基準にした通勤時間を記載すると良いでしょう。

また、「勤務地に応じて住居を変更予定」や「社宅利用予定」など、会社の制度を利用する予定がある場合はその旨を記載します。

住む場所が未定の場合は、「入社までに通勤しやすい場所へ引越し予定」と記載し、現時点での通勤に対する姿勢を示しましょう。

 

通勤経路がいくつかある時

自宅から勤務地まで複数の通勤ルートがある場合は、一般的に最も時間が短いルートを記載します。ただし、時間だけでなく、混雑状況や乗換回数なども考慮した現実的なルートを選びましょう。

季節や天候によって経路を変える予定がある場合(例:晴れの日は自転車、雨の日は電車など)でも、最も一般的に利用する予定の経路を記載します。

 

勤務地が複数ある場合(複数の現場や学校など)

営業職や複数の店舗・教室を担当する職種など、勤務地が複数箇所になる可能性がある場合は、主な拠点や本社までの通勤時間を基本として記載します。

例えば、「55分(電車・バス利用)(本社勤務の場合)」などのように、基本となる拠点への通勤時間と、その他の勤務地については状況が変わることを簡潔に記載します。

学校や病院などで複数の校舎・施設を担当する場合も、「〇〇校まで30分(自家用車)」のように記載すると良いでしょう。

 

リモートワークや在宅勤務の場合は?

新型コロナウイルスの影響もあり、リモートワークや在宅勤務が一般的になりました。完全リモートワークの場合でも、通勤時間欄は空欄にせず適切に記入しましょう。

完全リモートワークの場合は、「在宅勤務のため該当なし」と記載するのが一般的です。一方、週に数日出社が必要な場合は、「週2日出社の場合、50分(電車利用)」のように、実際に通勤する日の所要時間を記載します。

 

正しい通勤時間を調べる方法

スーツを着た若い男性がパソコンの前に座っていて、人差し指で前の方を指している。

面接や転職活動の成功に大きく影響する履歴書の通勤時間欄。ここでは正確な時間を記載することが重要です。

乗換案内アプリ

電車やバスなど公共交通機関を利用する場合、乗換案内アプリは正確な通勤時間を調べるのに最適なツールです。日本では多くの優れた乗換案内アプリが提供されています。

乗換案内アプリを使う際のポイントは、実際に通勤する時間帯(特に平日の朝)を指定して検索することです。時間帯によって所要時間は大きく変わることがあります。また、乗り換え時の余裕時間(駅構内の移動時間)も考慮されているかを確認しましょう。

アプリで表示された時間に5〜10分程度の余裕を持たせることをおすすめします。

 

グーグルマップ

Googleマップは公共交通機関だけでなく、徒歩、自動車、自転車など様々な交通手段での所要時間を調べられる便利なツールです。特に自家用車や自転車、徒歩での通勤を検討している方におすすめです。

車での通勤を検討している場合、Googleマップの「出発時間の指定」機能を活用しましょう。
平日の朝7〜9時頃の渋滞状況を反映した所要時間を確認できます。

 

その他の方法

乗換案内アプリやGoogleマップ以外にも、通勤時間を正確に把握するための方法があります。

実際に通勤ルートを試してみる

可能であれば、面接前に実際に通勤ルートを試してみることをおすすめします。平日の通勤時間帯に実際のルートを辿ることで、最も正確な所要時間を把握できます。これにより以下のことが分かります:

  • 実際の混雑状況
  • 乗り換えの複雑さ
  • 駅から会社までの実際の徒歩ルート
  • 天候の影響

特に新しい路線や不慣れな地域への通勤の場合、この方法が最も確実です。

 

履歴書の通勤時間欄で採用担当者は何を見る?

履歴書の通勤時間欄は、一見単なる情報提供のように思えますが、実は採用担当者にとって重要な判断材料となります。この項目から採用担当者はどのような情報を読み取り、何を判断しているのでしょうか。

 

通勤時間の長さを確認(長すぎない?遠すぎない?)

採用担当者が最も注目するのは、通勤時間の長さです。通勤時間が長すぎる場合、以下のような懸念が生じる可能性があります。

通勤時間が片道1時間半を超えるような場合、採用担当者は「長期的に継続できるだろうか」という疑問を持ちます。長時間の通勤は身体的・精神的な負担となり、勤務パフォーマンスに影響を与える可能性があるためです。

特に、早朝勤務や夜勤がある職種では、通勤時間の長さは深刻な問題となります。始発電車や終電の時間との兼ね合いで、勤務時間に制約が生じる可能性も考慮されます。

通勤時間と離職率の関係

人事担当者は経験上、通勤時間と離職率には相関関係があることを知っています。厚生労働省の調査によれば、通勤時間が片道90分を超える場合、1年以内の離職率が約1.5倍になるというデータもあります。

そのため、特に中小企業では、「無理なく通える距離に住んでいる人」を優先的に採用する傾向があります。

>中途採用1年で退職はアリ?転職市場の現状と不安解消のポイント

 

会社が負担する交通費の確認(高すぎない?)

採用担当者が通勤時間欄から読み取るもう一つの重要な情報が、交通費です。
多くの企業では交通費を全額または一定額支給していますが、この負担が大きすぎないかを確認します。

交通費と給与のバランス

新卒や若手社員の場合、交通費が基本給の10〜15%を超えるケースでは、企業側が懸念を持つことがあります。例えば、月給20万円の社員に対して、交通費が3万円を超えるような場合です。

また、通勤経路によっては、頻繁な遅延が発生する路線があることも採用担当者は把握しています。特に重要な定時業務がある職場では、通勤経路の安定性も考慮されます。

 

勤務継続性の予測

採用担当者は通勤時間欄から、応募者の「働き続けやすさ」も予測します。通勤の負担が大きいと、以下のような懸念が生じます:

長時間通勤によって生じる疲労は、業務効率の低下や健康問題につながる可能性があります。
通勤時間が長いほど、私生活の時間が削られることになり、ワークライフバランスが崩れやすくなります。

 

配属先や転勤との関連性

大企業や複数の事業所を持つ企業では、通勤時間欄から配属先や転勤の可能性も検討されます。

企業が複数の拠点を持つ場合、応募者の居住地から最も通いやすい拠点への配属を検討することがあります。例えば、東京と横浜に拠点がある企業では、横浜在住者は横浜拠点に配属されるケースが多いでしょう。

転勤の可能性がある企業では、現在の通勤状況から、転勤が生じた場合の対応力(引っ越しの可能性や単身赴任の必要性など)も予測されます。

 

通勤時間に関するよくある質問

履歴書の通勤時間欄に関して、多くの求職者が疑問や不安を抱えています。
ここでは、よくある質問とその回答を詳しく解説します。

通勤手当について

通勤手当は多くの企業で支給される一般的な手当ですが、その仕組みや記載方法についていくつか押さえておくべきポイントがあります。

通勤手当はどのように計算されるのか?

通勤手当の計算方法は企業によって異なりますが、一般的には以下のような基準で支給されることが多いです:

  • 交通機関利用の場合:定期券の実費(上限額あり)
  • 自家用車・バイク通勤の場合:距離に応じた金額(例:2km未満は支給なし、2km以上は距離に応じて段階的に支給)
  • 自転車・徒歩通勤の場合:一定額または距離に応じた金額を支給(支給なしの企業も多い)

多くの企業では、最も経済的かつ合理的な経路での通勤を想定して手当を支給します。そのため、履歴書に記載する通勤時間は、実際に使用予定の経路に基づいた正確な情報を記載することが重要です。

通勤手当に上限はあるのか?

多くの企業では通勤手当に上限を設けています。一般的には月額2〜3万円程度が多いですが、企業によっては5万円以上の上限を設けているところもあります。

通勤距離が長い場合、この上限を超える可能性があるため、面接時に確認しておくとよいでしょう。

>【2025年最新】転職面接で確実に聞かれる質問と回答例|転職者の状況別対策も紹介

 

通勤時間の欄が履歴書に無い場合はどうする?

履歴書のフォーマットによっては、通勤時間を記入する欄がない場合があります。

通勤時間の欄がない履歴書を使用する場合、基本的には記入不要です。企業側が通勤時間を重視する場合は、面接時に質問されることが多いので、その際に回答できるよう準備しておきましょう。

特に遠方から通勤予定の場合は、面接で「通勤に問題はありませんか?」と質問されることがあります。その際に「片道○○分ですが、十分に通勤可能です」と答えられるようにしておくとよいでしょう。

Web履歴書などでも最近は通勤時間がないものが増えています。

>履歴書作成はパソコンと手書きどっちがいい?PCの簡単な方法や無料テンプレート、メリットを解説

 

その他の通勤に関する疑問

通勤に関連するその他のよくある疑問についても解説します。

通勤時間が長すぎると不利になるのか?

一般的に、片道1時間30分を超えるような長時間通勤は、採用担当者に「長期的に続けられるか」という懸念を持たれる可能性があります。特に早朝勤務や残業が多い職場では、通勤時間の長さがマイナス要因になることもあります。

ただし、「この仕事のために長時間通勤もいとわない」という熱意や、「通勤時間を有効活用して自己研鑽する」といったポジティブな姿勢をアピールできれば、長時間通勤がデメリットにならないケースもあります。面接では、長時間通勤に対する具体的な対策や姿勢を伝えられるよう準備しておくとよいでしょう。

>面接官の心をつかむ!面白い逆質問の例文リスト、NG質問や注意点など

 

通勤時間が短すぎる場合は?

通勤時間が極端に短い場合(例:徒歩5分以内)は、基本的にはポジティブに捉えられます。

通勤時間と給与・残業の関係について

通勤時間は労働時間には含まれず、給与計算の対象外です。ただし、通勤手当は別途支給されるケースが多いです。また、残業が多い職場では、帰宅時間が遅くなるため、通勤時間の長さが実質的な生活時間に大きく影響します。

 

まとめ

履歴書の通勤時間欄は、採用担当者にとって重要な情報源となります。

適切な書き方としては、自宅から会社までの片道最短ルートの所要時間を5分単位で記入し、交通手段も添えることがポイントです。

「0時間30分(電車・徒歩)」のように具体的に書くことで、
採用担当者に正確な情報を伝えられます。

通勤時間が未定の場合や引越し予定がある場合は、その旨を明記し、想定される時間を記載するのがベストです。
マップアプリなどを活用して正確な時間を調べることも大切です。

採用担当者は通勤時間から出勤の安定性や交通費のコストを判断するため、正直に記入しましょう。
通勤時間欄が履歴書にない場合は記入不要ですが、面接時に質問される可能性があるため、事前に調べておくことをおすすめします。

 

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監修者:島伸明

株式会社Yagishの取締役CMO。履歴書作成サービス「Yagish(ヤギッシュ)」の成長を牽引し、2024年には800万UUを突破、会員登録者数160万人を達成するなど、日本のキャリア支援市場で高い実績を誇る。大手企業での新規事業・海外事業に加え、複数の企業で取締役を歴任。事業企画、EC、エンタメ、ゲーム開発、マーケティング、コンサルティングと多岐にわたる分野で豊富な経験を持ち、キャリア形成に深い知見を持つ。