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自己紹介書の書き方を例文・テンプレート付で解説!就活・転職の注意点も

目次を開く目次

この記事でわかること

自己紹介書に盛り込むべき基本項目と構成
採用担当者の心に響く、論理的な文章の作成ステップ
他の応募者と差をつけるアピールの工夫
内容の重複を避けるなど作成時に気をつけるべき注意点

就活や転職活動で提出を求められることがある「自己紹介書」。
履歴書やエントリーシートと何が違うのか、何を書けば良いのか分からず、書き方に悩む人も少なくありません。
この記事では、自己紹介書の基本的な役割から、盛り込むべき項目、採用担当者に評価される書き方まで、例文やテンプレートを交えて詳しく解説します。

作成時の注意点もあわせて確認し、効果的な自己紹介書を完成させましょう。

自己紹介書とは?履歴書やエントリーシートとの違いを解説

自己紹介書とは、応募者の強みや人柄などを補足的に伝えるための書類です。
企業によっては独自のフォーマットが用意されている場合や、形式を問わず提出を求められる場合があります。

自己紹介書はあなたの強みや人柄を伝えるための補足資料

自己紹介書の主な目的は、応募者の個性やポテンシャルを採用担当者に深く理解してもらうことです。
履歴書に記載した学歴や職歴といった事実情報を補足し、具体的なエピソードを交えながら自身の強みや価値観、仕事への熱意などを伝えます。

フォーマットが自由な場合が多いため、構成や表現を工夫することで、他の応募者との差別化を図るための重要なツールとなります

履歴書との役割の違い

履歴書は、氏名、学歴、職歴、資格といった応募者の基本情報を客観的な事実として記載する公的な書類です。
企業側は、応募者が募集要件を満たしているかを判断するために履歴書を確認します。

一方、自己紹介書は、履歴書の内容を掘り下げ、その背景にある経験や考え方を示すことで、あなたの人柄や潜在能力をアピールする役割を担います
履歴書の書き方については「履歴書の書き方完全ガイド」で詳しく紹介しています。

エントリーシート(ES)との役割の違い

エントリーシート(ES)は、企業が独自に設けた質問に対して応募者が回答する形式の書類です。
「志望動機」や「自己PR」など、企業が知りたい項目があらかじめ設定されています。

自己紹介書も同様の内容を含むことが多いですが、ESと比べて自由度が高い点が特徴です
決められた設問がない場合、構成から自分で考え、最もアピールしたいことを中心に内容を組み立てることができます。

自己紹介書に盛り込むべき6つの基本項目

自己紹介書のフォーマットに指定がない場合、どのような内容を書くべきか迷うかもしれません。
一般的に、自己紹介書には自己PRや志望動機などを盛り込み、自分という人間を多角的に伝える構成が望ましいです。
ここでは、自己紹介書に書くことの多い6つの基本項目を紹介します。

これらの内容を参考に、アピールしたいことに合わせて構成を考えましょう。

①自己PR

自己PRは、自己紹介書の中核となる項目です。
自身の強みや長所が、入社後にどのように貢献できるかを具体的にアピールします。
単に「コミュニケーション能力が高いです」と記述するだけでなく、その強みが発揮された具体的なエピソードを添えることで、内容に説得力を持たせられます。

応募する企業の業務内容と関連付けて説明することが重要です
自己PRの書き方については「自己PR 自由形式の作り方」で詳しく紹介しています。

②志望動機

なぜ他の企業ではなく、その企業を志望するのかを明確に伝える項目です。
企業の理念や事業内容に共感した点や、自身の経験やスキルを活かしてどのように貢献したいかを具体的に述べます。
業界や企業について深く研究し、自分ならではの視点で熱意を伝えることで、入社意欲の高さをアピールできます。

履歴書やESと内容が重複する場合は、異なるエピソードを交えて深掘りすると良いでしょう。
履歴書の志望動機の書き方については「履歴書の志望動機の書き方完全解説」で詳しく紹介しています。

③長所・短所

自身の性格を客観的に分析し、長所と短所を伝える項目です。
長所は、具体的なエピソードを交えて仕事にどう活かせるかを説明します。
短所については、ただ挙げるだけでなく、それをどのように認識し、改善しようと努めているかを合わせて記述することで、誠実さや成長意欲を示すことが可能です

自己分析ができていることをアピールする機会となります。

④学生時代に最も力を入れたこと

「ガクチカ」とも呼ばれるこの項目では、学業やサークル活動、アルバイト、ボランティア活動などで主体的に取り組んだ経験を記述します。
どのような課題に対し、どう考え、行動したのかというプロセスを具体的に伝えることが重要です。

研究内容について記述する場合は、専門知識がない人にも理解できるよう、分かりやすい言葉で説明する工夫が求められます。

⑤趣味・特技

趣味や特技は、あなたの人柄や個性を伝えるための項目です。
仕事に直接関係ない内容でも問題ありません。
例えば、「趣味はチームスポーツです」と書けば協調性を、「特技はプログラミングです」と書けば探求心やスキルをアピールできます。

面接時のアイスブレイクのきっかけになることもあるため、簡潔かつ具体的に記述すると良いでしょう。

⑥保有資格・スキル

応募する職種で活かせる資格やスキルを記載します。
語学力を示すTOEICスコアや、PCスキルを示すMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)、業務に必要な免許などを具体的に記述しましょう。
特に専門職の場合、保有資格・スキルは即戦力となることを示す重要なアピールポイントです。

資格取得に至った背景や、スキルをどう活かしたいかを補足するのも効果的です。

【例文付き】採用担当者の心に響く自己紹介書の書き方5ステップ

自己紹介書の作り方には、評価されやすい構成や流れがあります。
単に情報を羅列するのではなく、戦略的に内容を組み立てることで、採用担当者の印象に残る書類を作成できます。
ここでは、自己紹介書の書き方を5つのステップに分けて解説します。

この手順に沿って作成することで、論理的で分かりやすい自己紹介書を完成させることが可能です。

STEP1:アピールしたい自身の強みを1つに絞る

自己紹介書で最も伝えたい自分の強みやアピールポイントを1つに絞り込みます。
複数の強みをアピールしようとすると、一つひとつの印象が薄まり、結局何も伝わらない可能性があります。
応募する企業の事業内容や求める人物像を分析し、それに最も合致する自身の強みは何かを考え、テーマとして設定しましょう。

この軸が、自己紹介書全体の一貫性を生み出します

STEP2:強みを裏付ける具体的なエピソードを準備する

STEP1で設定した強みを客観的に証明するための、具体的なエピソードを用意します。
過去の経歴やガクチカの中から、その強みがどのように形成され、発揮されたのかが分かる経験を選び出しましょう。
例えば「課題解決能力」を強みとするなら、どのような課題に直面し、どう分析・行動して解決に至ったのか、そのプロセスを詳細に思い出して整理します。

STEP3:PREP法を意識して分かりやすい文章構成を作る

文章を作成する際は、PREP法を意識すると、分かりやすく論理的な構成になります
最初に「私の強みは〇〇です」と結論を述べ、次に「なぜなら〜」と理由を説明します。
続いて、具体的なエピソードで裏付け、最後に「この強みを活かして貴社に貢献したい」と再び結論で締めくくります。

この構成は、書き始めで読み手の関心を引きつけ、スムーズに内容を理解してもらうのに効果的です。

STEP4:応募企業が求める人物像に沿って内容を調整する

自己紹介書は、単なる自分語りの場ではありません。
応募する企業がどのような人材を求めているのかを理解し、その人物像に自身の強みや経験が合致していることをアピールする必要があります。
企業のウェブサイトや採用ページで経営理念やビジョンを確認し、自分の価値観や目標と重なる部分を見つけて、内容に反映させましょう。

STEP5:誤字脱字がないか声に出して最終確認する

自己紹介書が完成したら、提出前に必ず誤字脱字や不自然な表現がないかを確認します。
自分で見直すだけでなく、可能であれば第三者に読んでもらうと、客観的な視点で改善点が見つかりやすくなります。

また、一度声に出して読んでみることも有効な方法です。
文章のリズムや読みにくい箇所に気づきやすくなり、より完成度の高い書類に仕上げることができます。
この最終確認は、丁寧な仕事ぶりをアピールする上でも重要な点です。

すぐに使える!自己紹介書の項目別例文集

ここでは、自己紹介書に盛り込む各項目の例文を紹介します。
これらの見本を参考に、自身の経験やエピソードを当てはめて、オリジナルの自己紹介書を作成してみましょう。
各例文は、どのような点をアピールしているのかを意識しながら読むことで、より効果的な自己PRのヒントが得られます。

【例文】自己PR

私の強みは、目標達成に向けた課題発見力と粘り強い実行力です。
大学のゼミで地域活性化プロジェクトに取り組んだ際、当初はイベントへの集客が伸び悩みました。
私は原因を分析するため、地域住民へのアンケート調査を企画・実施し、「告知不足」と「若者向けの内容」が課題であると特定しました。

その後、地域の掲示板や回覧板での広報を強化し、高齢者も楽しめる体験企画を追加提案しました。
結果、当初の目標を30%上回る来場者数を達成できました。
この経験で培った課題発見力と実行力を活かし、貴社の事業拡大に貢献したいと考えております。

【例文】志望動機

貴社を志望する理由は、最先端の技術を用いて社会課題の解決に挑戦する企業理念に深く共感したからです。
私は大学で情報工学を専攻し、特にAI技術が医療分野にもたらす可能性について研究してきました。
その中で、貴社が開発した画像診断支援システムが、医師の負担軽減と診断精度の向上に大きく貢献していることを知りました。

私が研究で培った知識とスキルを活かし、貴社の一員として人々の健康を支える新たな価値を創造したいと考えております。
新卒の志望動機の書き方については「新卒向け 履歴書の志望動機の書き方」で詳しく紹介しています。

【例文】学生時代に力を入れたこと

私が学生時代に最も力を入れたことは、飲食店でのアルバイトリーダーとして、店舗の売上向上に貢献した経験です。
当時、店舗の課題はリピート客の少なさでした。
私はスタッフと協力し、お客様一人ひとりの名前と好みを記録する顧客ノートを作成し、再来店時にパーソナライズされた接客を心がけることを提案しました。

この取り組みを3ヶ月続けた結果、リピート率が前年比で20%向上し、店舗の売上目標達成に繋がりました。
この経験から、チームで課題解決に取り組む重要性と顧客視点の価値を学びました。

【例文】趣味・特技

趣味は、週末に10km程度のランニングをすることです。
3年間継続しており、半年に一度はハーフマラソン大会にも出場しています。
日々目標を設定し、達成に向けてコンディションを整える過程で、自己管理能力と継続力が身につきました。

特技は、スマートフォンのアプリを使って動画を編集することです。
サークル活動の記録映像を制作し、SNSで発信したところ、多くの反響を得て新入部員の獲得に繋がった経験があります。

周りと差がつく自己紹介書を作成するための3つのポイント

自己紹介書の作成において、基本的な項目を埋めるだけでなく、少しの工夫で採用担当者の印象に残りやすくなります。
他の応募者と差をつけ、自身の魅力を最大限に伝えるための作り方のポイントを3つ紹介します。

これらの点を意識することで、より質の高い自己紹介書を目指せます。

結論から書き出して伝えたいことを明確にする

文章の書き始めは、必ず結論から記述することを心がけましょう
採用担当者は多くの応募書類に目を通すため、要点が分かりにくい文章は読み飛ばされてしまう可能性があります。
最初の「私の強みは〇〇です」「私が貴社を志望する理由は〇〇です」といった一文で、その段落で伝えたいことを明確に示します。

この構成にすることで、読み手はストレスなく内容を理解でき、アピールしたい点がストレートに伝わります。

企業の理念や事業内容と自分の経験を結びつける

自分の強みや過去の経歴をアピールする際は、それが応募先企業の理念や事業内容とどのように関連しているのかを具体的に示すことが重要です。
企業研究を徹底し、企業の価値観や目指す方向性を理解した上で、「私のこの経験は、貴社の〇〇という理念に合致しています」「このスキルは、〇〇事業においてこのように貢献できます」といった形で結びつけましょう。
これにより、企業への深い理解と高い志望度をアピールできます。

イラストや写真でオリジナリティを表現する

特にクリエイティブ職やデザイナー職などを志望する場合、文章だけでなくイラストや写真を用いて自己紹介書を構成するのも有効な手段です。
自分の作品やスキルを視覚的に示すことで、文章だけでは伝わりにくい実力やセンスをアピールできます。
例えば、自分の似顔絵のイラストを添えたり、実績がわかるポートフォリオの一部をレイアウトに組み込んだりすることで、オリジナリティあふれる魅力的な自己紹介書になります。

ただし、奇をてらいすぎず、企業の文化に合わせた表現を心がける必要があります。

自己紹介書を作成する際の3つの注意点

自己紹介書は自由度が高い分、作成時にいくつか気をつけるべき注意点が存在します。
内容や形式で評価を下げてしまわないよう、基本的なマナーを守ることが大切です。

ここでは、自己紹介書を作成する上で特に注意したい3つのポイントを解説します。

履歴書やESの内容をそのまま転記しない

自己紹介書は、履歴書やESを補完する役割を持つ書類です。
そのため、これらの書類に書いた内容をそのまま書き写すだけでは、提出する意味がありません。

例えば、履歴書の自己PR欄で述べた強みについて、自己紹介書ではその強みが形成された背景や、別の具体的なエピソードを用いて多角的にアピールするなど、情報を深掘りする工夫が必要です

多くのエピソードを詰め込みすぎない

アピールしたいことが多い場合でも、エピソードの羅列は避けましょう。
内容を詰め込みすぎると、一つひとつの印象が薄まり、結果として最も伝えたい強みが伝わりにくくなる可能性があります。
複数のエピソードや強みをバランス良く提示しつつ、特に伝えたい内容については具体的に掘り下げて記述する方が効果的です。

手書きの場合は黒のボールペンで丁寧に書く

企業から手書きの指示があった場合は、必ず黒のボールペンを使用して、一字一句丁寧に書きましょう。
書き損じた場合は、修正テープや修正液は使わず、新しい用紙に書き直すのが基本マナーです。

読みやすい丁寧な文字は、それだけで誠実な人柄や仕事への真摯な姿勢を伝えることに繋がります。
なお、消せるボールペンの使用は避けましょう。

AIがサポート!「ヤギッシュ」で質の高い自己紹介書を効率的に作成

自己紹介書の作成に時間がかかったり、文章表現に自信がなかったりする場合には、AIを活用するのも一つの手です。
「ヤギッシュ」のような履歴書作成サービスには、AIによる文章作成サポート機能が搭載されています

キーワードを入力するだけで自己PRや志望動機の文章案を生成してくれるため、効率的に質の高い書類を作成できます。
24時間いつでもAIに相談できる機能もあり、一人での就職・転職活動を力強くサポートします。
履歴書作成サービスについては「ヤギッシュ」で詳しく紹介しています。

自己紹介書の作成に関するよくある質問

ここでは、自己紹介書の作成に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
書類を提出する前に、これらの内容を確認して疑問点を解消しておきましょう。

Q. 自己紹介書と履歴書の内容は、一部重複しても問題ありませんか?

問題ありません。
ただし、単なる転記は避け、履歴書で触れた内容を具体的なエピソードで補足するなど、情報を深掘りする形で記述するのが効果的です。
自己紹介書は、履歴書では伝えきれない人柄や強みをアピールする場と捉えましょう。

Q. 自己紹介書は手書きとパソコン作成のどちらが望ましいですか?

企業からの指定がなければ、読みやすく修正も容易なパソコンでの作成が一般的です。
手書きを指定された場合や、手書きで熱意を伝えたいと考える場合は、黒のボールペンで丁寧に書きましょう。
業界や企業文化に合わせて判断することも重要です。

Q. 自己紹介書に適切な文字数の目安はありますか?

企業から文字数の指定がない場合、応募書類の種類によって適切な分量は異なります。
履歴書では200〜300字程度、エントリーシートでは300〜400字程度を目安に、採用担当者が読みやすい分量を意識することが大切です。
職務経歴書はA4サイズ1〜2枚程度にまとめるのが一般的です。指定がある場合はその指示に従い、少なくとも8割以上は埋めるように内容を構成しましょう。

まとめ

自己紹介書は、履歴書だけでは伝えきれない自身の強みや人柄をアピールするための重要な書類です。
就活や転職の成功に向けて、その役割と書き方を正しく理解し、効果的な自己紹介書を作成することが求められます。

本記事で解説した構成や例文、注意点を参考に、企業の求める人物像と自身の経験を結びつけ、採用担当者の心に響く自己紹介書を完成させてください。

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監修者:島伸明

株式会社Yagishの取締役CMO。履歴書作成サービス「Yagish(ヤギッシュ)」の成長を牽引し、2024年には800万UUを突破、会員登録者数160万人を達成するなど、日本のキャリア支援市場で高い実績を誇る。大手企業での新規事業・海外事業に加え、複数の企業で取締役を歴任。事業企画、EC、エンタメ、ゲーム開発、マーケティング、コンサルティングと多岐にわたる分野で豊富な経験を持ち、キャリア形成に深い知見を持つ。