「職務経歴書や履歴書で退職理由・転職理由ってどう書けばいいの?」
「退職理由・転職理由ってそもそも書く必要あるの?」
などと悩む人は多いのではないでしょうか?
- 履歴書では書くだろうけれど、職務経歴書は?
- 職務経歴書で書くとしたら、例文が見たい!
- 採用担当者に好印象を与える退職理由の書き方などがあれば知りたい!
2025.03.28
「職務経歴書や履歴書で退職理由・転職理由ってどう書けばいいの?」
「退職理由・転職理由ってそもそも書く必要あるの?」
などと悩む人は多いのではないでしょうか?
などなど、色々と思うことがあると思います。
ということで本記事では、
職務経歴書と履歴書の退職理由、転職理由等の書き方を徹底解説します。
会社都合、倒産、残業過多、キャリアアップなど状況別の具体的な例文も多数紹介しています。
この記事を参考にして、転職活動を有利に進める退職理由の書き方をぜひ学んでみてください。
履歴書における退職理由や転職理由の記入は基本的には、簡潔で定型的な表現を用いることが望ましいとされています。
また、面接で詳しく説明する機会があることを念頭に置いておくことが大切です。
以下にて、一般的な定型文を紹介します。
「一身上の都合により退職」は、自己都合で退職した場合に最も一般的に使われる表現です。この表現は曖昧さがあるため、様々な退職理由に適用できる汎用性があります。キャリアアップ、スキルアップ、職場環境の不満、人間関係のトラブルなど、個人的な理由で退職した場合に使用します。
履歴書に記入する際は、「一身上の都合により退職」とだけ書き、詳細な説明は不要です。
「会社都合により退職」は、会社の経営状況や組織再編などの理由で企業に言われて退職した場合に使用します。具体的には、会社の倒産、リストラ、事業縮小などが該当します。
会社都合による退職は、あなた自身の能力や勤務態度に問題があったわけではないことを示すため、採用担当者に対してネガティブな印象を与えにくいです。
こちらも上の見本例の「一身上の都合により退職を、「会社都合により退職」とシンプルに変更して記載します。
「契約期間満了につき退職」は、契約社員や派遣社員など有期雇用契約の場合に使用する表現です。これは単純に契約期間が終了したことを示すもので、特に問題のある退職理由ではないことを明確に伝えることができます。
この表現を使用する場合、契約更新の可能性があったにもかかわらず自ら更新を希望しなかったのか、あるいは会社側から更新を打診されなかったのかという点が面接で質問されることがあります。そのため、契約満了に至った経緯についても簡潔に説明できるよう準備しておくことが望ましいです。
履歴書に記入する際は、「契約期間満了につき退職」と簡潔に記載します。
>派遣社員の履歴書の書き方完全ガイド|職歴、退職、複数の派遣先等々の記入例・見本
>履歴書の書き方完全ガイド|見本付きで履歴書作成方法を全て解説!
職務経歴書に退職理由や転職理由を記載する必要があるのか迷っている方も多いでしょう。結論からいえば、企業からの指示がないか、特別な理由がない限り、職務経歴書に退職理由・転職理由を書く必要はありません。むしろ書かないほうが良いケースが多いのです。ここでは、なぜ職務経歴書に退職理由を書かなくても良いのか、その理由を詳しく解説します。
実際のところ、職務経歴書に退職理由や転職理由を書いていない応募者は非常に多いです。一般的な職務経歴書のフォーマットでは、会社名、在籍期間、役職、業務内容などが中心であり、退職理由を書く欄は特に設けられていません。
よくオンラインで提供されている職務経歴書のテンプレートにも、退職理由を記入する欄はない場合がほとんどです。また、人事担当者の多くも職務経歴書で退職理由を確認することを期待していません。
転職市場での一般的な慣行に従って、職務経歴書では退職理由は省略するのが無難です。
職務経歴書に退職理由を記載すると、どうしてもネガティブな印象を与えやすくなります。例えば「人間関係の悪化」「残業過多」「給与への不満」といった理由は、たとえ正当なものであっても、読み手に否定的な印象を与えてしまいます。
採用担当者は限られた時間の中で多くの応募書類を確認します。その中で目に入るネガティブな情報は、不必要に印象を下げる可能性があるのです。
退職理由は書面だけでは正確に伝わりにくいものです。例えば「キャリアアップのため」と書いた場合、読み手によっては「現状に不満があったのだろう」と解釈されることもあります。同様に「ライフワークバランスの改善のため」という記載も「プライベートを優先する人材なのか」と誤解されるリスクがあります。
文章だけでは、その背景にある状況や感情、ニュアンスが十分に伝わらないことが多いのです。特に職務経歴書のような限られたスペースでは、退職に至った複雑な経緯を説明することは困難です。
退職理由は、面接の場で詳しく説明する機会が必ずあります。「前職をなぜ辞めたのですか?」という質問は、ほとんどの面接で必ず聞かれるからです。
退職理由を書かないことで、むしろ面接で「前職を退職した理由は何ですか?」という質問に対して、十分に準備した上で最適な回答をする余地を残せるというメリットがあります。
>中途採用面接でよくある質問40選と回答例文|服装やマナー、面接の流れも。
職務経歴書には記載不要とされることが多いものの、特定の状況下では記載した方が良いケースがあります。ここでは、職務経歴書に退職理由を書くべき具体的なケースについて詳しく解説します。
最も明確なケースは、応募先の企業から明示的に退職理由の記載を求められている場合です。求人票や応募要項に「職務経歴書に退職理由を記載すること」と指定がある場合は、必ず記載するようにしましょう。
会社都合の退職で誤解を避けたい、空白期間の説明として書きたいなど、何らかの理由で書きたいことがあると思います。倒産、リストラ、事業縮小など、会社都合で退職した場合は、自己都合との誤解を避けるために明記した方が良いケースがあります。特に「会社都合退職」と記載することで、自分に非がないことを伝えられます。
職務経歴書に退職理由を記載する際は、単に理由を書けばよいというわけではありません。採用担当者に好印象を与え、あなたの価値を適切に伝えるためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。ここでは、職務経歴書に退職理由・転職理由を記入する際の4つの重要な注意点を詳しく解説します。
退職理由は簡潔かつ明瞭に記載することが大切です。長々と説明を続けると、言い訳がましく見えたり、過去の職場に対する不満が強調されたりする恐れがあります。
採用担当者は多くの職務経歴書に目を通すため、簡潔な表現のほうが記憶に残りやすく、理解もしやすいものです。1〜2文程度の短い文章で、要点を絞って伝えましょう。
退職理由を記載する際、最も重要なのはポジティブな表現を心がけることです。前職や上司、同僚に対する不満や批判は、どんなに正当な理由があったとしても控えましょう。
例えば、「上司との人間関係が悪く退職した」という理由は、「組織のマネジメントスタイルと自身の価値観に相違があり、より自分の強みを発揮できる環境を求めて」というように言い換えることができます。
ネガティブな表現は、あなた自身の人柄や協調性に疑問を投げかけることになりかねません。どんな状況でも前向きな姿勢で次のステップを見据えていることが伝わるように心がけましょう。
退職理由は職務経歴書の他の部分や履歴書と矛盾がないよう、一貫性を持たせることが重要です。例えば、職務経歴書の自己PRで「チームワークを重視する姿勢」をアピールしているのに、退職理由で「一人で集中して取り組める環境を求めて」と書くと、矛盾が生じてしまいます。
職務経歴書に記載した退職理由は、面接でも必ず質問される可能性が高い内容です。そのため、書面上で伝えた内容を面接でもスムーズに説明できるよう、事前に準備しておくことが重要です。
特に、「前職でどのような問題があったのか」「なぜ今回の応募先を選んだのか」など、退職理由に関連する質問に対する回答を考えておきましょう。
履歴書や職務経歴書では、「退職」書き方が「退社」よりも一般的です。というのも、「退社」はどちらかというと口語で使われるからです。そのため文章では、「一身上の都合により退職」などのように、退職と言い、フォーマルにしておきましょう。
>履歴書の職歴・学歴の書き方を完全解説!基本ルールとケースごとの記入方法|転職、大学院卒等
職務経歴書に退職理由や転職理由を記載する際は、ポジティブな印象を与え、かつ簡潔に表現することが重要です。ここでは状況別に適切な例文をご紹介します。
会社都合での退職は、あなたの能力や勤務態度に問題があったわけではないため、事実をシンプルに伝えることが大切です。
会社の経営状況が悪化し、最終的に倒産となったため退職いたしました。これまでの経験で培った業務スキルや顧客対応力を今後も活かし、安定した環境でさらに成長していきたいと考えております。
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会社都合の場合は、その事実を淡々と述べるだけで十分です。詳細な経緯や感情的な内容は不要です。特に前職の悪口や不満を書くことは避けましょう。
会社の倒産は誰にも責任がない場合が多いので、事実を簡潔に伝えましょう。
所属していた部署の縮小に伴い、会社都合により退職することとなりました。在籍中は業務改善や後輩育成にも積極的に取り組んでおり、これらの経験を次の職場でも活かしたいと考えています。
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倒産による退職は珍しいケースではありません。面接では倒産までの経緯よりも、その経験から学んだことや、どのようにキャリアを継続したいかを伝えられるよう準備しておきましょう。
残業の多さを理由に退職した場合は、単に「残業が多かった」と書くのではなく、ポジティブな表現に言い換えることが重要です。
担当業務にやりがいを感じ、スキルアップにもつながる貴重な経験を積むことができましたが、業務量の増加により長時間労働が常態化していました。今後は、より生産性を意識した働き方を目指し、効率的に成果を上げられる環境で、自分の強みをさらに伸ばしていきたいと考えております。
キャリアアップやスキルアップを理由とした転職は、前向きな印象を与えやすい理由です。具体的なビジョンを交えて説明することで説得力が増します。
現職では一定の業務を安定してこなせるようになり、やりがいを感じておりましたが、今後はさらに専門性を高め、新たなスキルを習得することでキャリアの幅を広げたいと考えるようになりました。より高いレベルの業務にチャレンジできる環境を求めて転職を決意いたしました。
転職回数が多い場合は、一貫したストーリーを作り、計画的にキャリアを築いてきたことを示すことが重要です。
「異なる業界での経験を通じて、人事労務管理の分野に自身の適性を見出しました。前職までの経験で人事制度設計やタレントマネジメントのスキルを磨き、今後はこの分野でのキャリアを確立していきたいと考えております」
>在職中の転職活動での履歴書の書き方ガイド|現在に至る、退職予定日、以上など
>履歴書の職歴が多くて書ききれない時の7つの対処法と書き方完全ガイド
また、現在はオンラインで職務経歴書を作れるウェブサイトやアプリがどんどん増えています。
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職務経歴書に記載された退職理由や転職理由は、採用担当者にとって応募者を評価する重要な判断材料となります。採用担当者は単に「なぜ前職を辞めたのか」という事実だけでなく、その理由から応募者の価値観、仕事への姿勢、組織への適応力など多くの情報を読み取ろうとしています。
退職理由の書き方からは、応募者の人柄や価値観が透けて見えます。例えば、退職理由を「給与が低かったため」と直接的に書く人と、「キャリアアップのため」とポジティブに言い換える人では、同じ状況でも表現の仕方に違いがあります。採用担当者はこの違いから、応募者がどのような考え方を持ち、どのような人物なのかを推測します。
採用担当者は退職理由から、応募者が自社に入社した後にミスマッチが生じるリスクも予測します。例えば「残業が多く、ワークライフバランスを重視したいため退職」という理由を挙げている応募者に対して、実際に応募先企業も残業が多い職場であれば、再び同じ理由で退職する可能性が高いと判断されることがあります。
転職理由からは、応募者のキャリアプランに一貫性があるかどうかも判断されます。
特に複数回転職している応募者の場合、各転職のタイミングとその理由に一貫したストーリーがあるかどうかが注目されます。転職を繰り返していても、そこに明確な目的や成長の軌跡が見られれば、むしろポジティブな評価につながることもあります。
退職理由には応募者が重視する働き方や環境が反映されていることが多いため、採用担当者はこれを自社の企業文化との適合性を判断する材料としています。「チームワークを重視したいため」「より裁量のある環境で働きたいため」といった理由からは、応募者が何を大切にしているかが見えてきます。
職務経歴書の退職理由・転職理由については、基本的には記載する必要はありません。書く場合は、シンプルかつポジティブな表現を心がけ、面接でも一貫した説明ができるよう準備しておきましょう。
履歴書では「一身上の都合」など定型文で簡潔に書くのが基本です。転職理由はキャリアプランや志向性を伝える重要な要素となるため、前向きな印象を与えられるよう工夫しましょう。
採用担当者は転職の一貫性や将来性を見ています。Yagishなどのツールを活用すれば、プロフェッショナルな職務経歴書を効率よく作成できます。ポイントを押さえた退職理由の書き方で、あなたの転職を成功させましょう。
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監修者:島伸明
株式会社Yagishの取締役CMO。履歴書作成サービス「Yagish(ヤギッシュ)」の成長を牽引し、2024年には800万UUを突破、会員登録者数160万人を達成するなど、日本のキャリア支援市場で高い実績を誇る。大手企業での新規事業・海外事業に加え、複数の企業で取締役を歴任。事業企画、EC、エンタメ、ゲーム開発、マーケティング、コンサルティングと多岐にわたる分野で豊富な経験を持ち、キャリア形成に深い知見を持つ。