2025.06.04
残業80時間?新卒で入った会社を1年で辞めた人の実際の体験談【インタビュー形式】

「新卒で1年で退職ってどう?」
「辞めたいけどどうだろうか…」
など悩んでいる新卒の方は多いのではないでしょうか?
この記事は、実際に新卒1年目で会社を辞めた方への詳細なインタビューを通じて、退職を決断した理由や退職後の転職活動の実態、そして現在のキャリア状況まで赤裸々にお話しいただきました。
- 就職前に聞いていた話と違う(残業80時間越え)
- 親からの「もったいない」などの厳しい言葉
- 辞めたい時期に体調への悪影響が出始めた
- 辞めた後の転職への影響の不安
などなど、リアルな当時の状況を伺いました。
この記事では、実際の体験談を通して、新卒で1年でやめるかどうかについてご説明します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
新卒で入った会社はどんな会社だった?
今回お話を伺ったのは、東京都内のIT企業に新卒で入社し、1年で退職された田中さん(仮名・24歳)です。田中さんが入社したのは、従業員数約300名の中堅システム開発会社でした。
会社の新卒採用状況
この会社は主に企業向けの業務システム開発を手がけており、金融機関や製造業の大手企業をクライアントに持つ、業界では知名度のある企業でした。設立から15年ほどの比較的新しい会社でしたが、急成長を続けており、毎年20名程度の新卒採用を行っていました。
待遇はまずまず
オフィスは東京駅から徒歩10分程度の立地にあり、通勤環境は良好でした。社内は開放的なオープンオフィスで、若手社員が多く活気のある雰囲気でした。福利厚生についても、社会保険完備はもちろん、資格取得支援制度や社員旅行なども充実していました。
仕事内容は?
配属先はシステム開発部で、主にWebアプリケーションの開発業務に従事していました。新卒1年目ということもあり、最初の3ヶ月は研修期間として、プログラミング言語の基礎からデータベース設計まで幅広く学習しました。
研修終了後は、先輩社員のサポートを受けながら実際のプロジェクトに参加することになりました。担当していたのは、大手製造業の在庫管理システムの改修プロジェクトでした。
この経験は非常にためになりました。
具体的な業務内容としては、要件定義書に基づいたプログラムの作成、単体テストの実施、不具合修正などが中心でした。また、月に数回はクライアント先への打ち合わせにも同行し、システム仕様の確認や進捗報告なども経験しました。
仕事のどういう部分がポジティブでしたか?
特に良かったと感じていたのは、技術的な成長を実感できる環境があったことでした。大学では情報系の学部でしたが、実際の企業システム開発は初めてで、毎日新しい発見がありました。特に、大規模なシステムの設計思想や、チーム開発の進め方について学べたことは貴重な経験でした。
また、先輩社員のサポート体制も充実していました。メンター制度があり、技術的な質問だけでなく、キャリアについての相談にも親身に乗ってもらえました。困ったときにすぐに相談できる環境があったため、初心者でも安心して業務に取り組むことができました。
クライアントとの直接的なやり取りを経験できたことも、田中さんにとって大きな学びでした。
仕事のどういう部分がネガティブでしたか?
一方で、田中さんが次第に疑問を感じるようになったのは、会社の働き方に関する部分でした。IT業界特有の長時間労働が常態化しており、繁忙期には連日深夜まで残業することも珍しくありませんでした。プロジェクトの納期が迫ると、土日出勤も頻繁に発生していました。
特に問題だと感じたのは、スケジュール管理の甘さでした。プロジェクトの見積もりが楽観的すぎることが多く、結果として開発チーム全体にしわ寄せが来る構造になっていました。この状況は会社全体の課題として認識されているものの、なかなか改善されませんでした。
人間関係についても、一部で体育会系の文化が残っており、上下関係が厳しい部分がありました。特に中間管理職の中には、部下に対して高圧的な態度を取る人もおり、職場の雰囲気に影響を与えていました。これらの要因が重なり、田中さんは次第に会社での将来に不安を感じるようになっていきました。
新卒1年目で退職を考えたきっかけは?
新卒で入社してから約8ヶ月が経った頃、私は本格的に退職を考えるようになりました。最初のきっかけは、入社前に聞いていた業務内容と実際の仕事が大きく異なっていたことでした。
理想と現実のギャップに直面
採用面接では「開発業務に携わり、用件定義から実行まで幅広く経験できる」と説明されていました。しかし実際には事務作業もかなりあり、長時間勤務をしても残業代が全て出るわけではなかったことも大きな問題でした。入社前に描いていたキャリアビジョンとは程遠い現実に、次第に仕事への情熱を失っていきました。
労働環境への不満が蓄積
業務内容だけでなく、労働環境も退職を考える大きな要因となりました。残業が月80時間を超えることも珍しくなく、休日出勤も頻繁にありました。有給休暇を取ろうとすると、
「新人が休んでどうする」
と言われ、実質的に取得できない状況でした。
また、職場の人間関係も想像以上に厳しいものでした。先輩社員からの指導は時として人格否定に近い内容もあり、精神的に追い詰められることが多くなりました。「これが社会人として当たり前なのか」と自問自答する日々が続きました。
将来への不安が増大
最も決定的だったのは、この会社で働き続けても自分の成長が見込めないと感じたことです。同じ部署の先輩社員を見ていると、5年後、10年後の自分の姿が容易に想像できてしまいました。スキルアップの機会も限られており、転職市場で評価されるような経験を積めそうにありませんでした。
家族や大学の友人と話をする中で、他社で働く同期の話を聞くと、より充実した環境で成長している人が多いことを知りました。
「このまま我慢し続けることが本当に正しいのか」
という疑問が日に日に強くなっていきました。
体調面の変化が警告サイン
退職を真剣に考え始めた直接的なきっかけは、体調面の変化でした。慢性的な睡眠不足と過度なストレスにより、頭痛や胃痛が頻発するようになりました。朝起きるのが辛く、会社に向かう電車の中で吐き気を感じることもありました。
かかりつけの医師からは「ストレスが原因と思われる」と診断され、このままでは健康を害する可能性があると警告されました。この時初めて、仕事よりも自分の健康と将来を優先すべきだと強く感じたのです。
>新卒で「辞めたい」は甘え?退職すべきかどうかの判断ポイントや注意点を解説
退職までの流れはどうでしたか?
退職を決意してから上司への報告まで
退職を決意した後、まず最初に悩んだのは誰に最初に相談するかということでした。同期や先輩に相談することも考えましたが、会社内で噂が広まることを避けたかったため、まずは直属の上司に相談することにしました。
上司への報告のタイミングも慎重に選びました。繁忙期を避け、比較的落ち着いている時期を見計らって、個人面談の機会を設けてもらいました。報告当日は非常に緊張しましたが、これまでの感謝の気持ちと今後の方向性について率直に話しました。
上司からは「もう少し頑張ってみないか」「部署異動という選択肢もある」といった提案をいただきましたが、自分の中では既に決意が固まっていたため、丁寧にお断りしました。最終的に上司も私の意思を尊重してくださり、退職に向けた手続きについて説明していただきました。
>退職を伝える最適なタイミングは?上司や同僚に伝える、円満退職のポイント
人事部との面談と退職届の提出
上司への報告から数日後、人事部との面談が設定されました。人事担当者からは退職理由について詳しく聞かれ、会社として改善できる点がないかを確認されました。また、退職日の希望や引き継ぎ期間についても相談しました。
退職届の作成では、書式や提出方法について人事部から詳しく説明を受けました。退職理由は「一身上の都合により」と記載し、退職希望日は入社から1年が経過するタイミングに設定しました。正式な退職届を提出した際は、これで本当に退職が決まったという実感が湧きました。
>退職届・退職願の書き方完全ガイド|テンプレート、手書き例文、辞表との違い
同僚や先輩への報告
正式に退職が決まった後は、一緒に働いてきた同僚や先輩方への報告を行いました。直接関わりの深い同期には個人的に時間を作って報告し、その他の方々には適切なタイミングで伝えました。
多くの同僚からは驚かれましたが、「若いうちに自分の道を見つけるのは大切だ」「頑張って」といった温かい言葉をかけていただきました。一方で、「もったいない」「せっかく入った会社なのに」という意見もありましたが、それぞれの価値観の違いだと受け止めました。
業務の引き継ぎ作業
退職が決まってからは、担当していた業務の引き継ぎが最も重要な作業となりました。後任者が決まるまでの間は、業務内容を詳細にまとめた引き継ぎ資料の作成に時間を費やしました。
引き継ぎ資料には、日常的な業務の流れから、イレギュラーな対応方法、関係者の連絡先、過去のトラブル事例とその対処法まで、できる限り詳しく記載しました。また、クライアントとの関係性についても、担当者の特徴や注意点などを丁寧に説明しました。
退職手続きと最終出社日
最終出社日には、お世話になった方々への挨拶回りを行いました。短い期間でしたが多くの方にお世話になったことを改めて実感し、感謝の気持ちを伝えました。デスクの整理整頓も行い、私物はすべて持ち帰りました。
退職当日の夕方、最後に上司と人事担当者に挨拶をして会社を後にしました。会社の建物を出るときは、これまでの1年間を振り返りながら、新しいスタートへの期待と不安が入り混じった複雑な気持ちでした。しかし、自分で決めた道を歩んでいくという強い意志を持って、次のステップに向かうことができました。
>退職時の挨拶メールの書き方|宛先別や社内外の例文、マナーを徹底解説!
新卒で1年で辞める上で大変だったことは?
周囲からの反対と理解不足
新卒1年目での退職を決意した際、最も大変だったのは家族や友人からの強い反対でした。
特に両親からは、
「せっかく入った会社なのに」「最低でも3年は続けるべき」
といった言葉を何度も聞かされ、精神的に追い詰められる日々が続きました。
新卒1年でやめるのは甘えではないか?
お世話になった先生や友達たちも同じような反応で、
「甘えているんじゃないか」「社会人として責任感が足りない」
という厳しい意見を向けられることもありました。自分の判断に自信を持てなくなり、本当に正しい選択なのか何度も自問自答を繰り返していました。
>新卒で「辞めたい」は甘え?退職すべきかどうかの判断ポイントや注意点を解説
経済的な不安とプレッシャー
退職を決意してから最も現実的な問題として立ちはだかったのが、経済面での不安でした。新卒1年目では貯金もほとんどなく、次の仕事が見つかるまでの生活費をどう捻出するかが大きな課題となりました。
特に一人暮らしをしていたため、家賃や光熱費などの固定費は毎月確実に発生します。親に頼ることも考えましたが、退職に反対されている状況では経済的支援を求めることも難しく、アルバイトをしながらの転職活動を余儀なくされました。
>【就活生必見】新卒の初任給の平均・手取り額とは?新卒の年収について
転職活動での説明責任
転職活動において最も困難だったのは、なぜ1年で退職したのかを採用担当者に納得してもらうことでした。面接では必ずと言っていいほど早期退職の理由を聞かれ、その都度丁寧に説明する必要がありました。
「忍耐力がない」「継続性に欠ける」
といったネガティブな印象を持たれることが多く、書類選考の段階で落とされることも珍しくありませんでした。職歴に1年未満の経験しかないことで、即戦力としての評価も得にくく、転職活動は想像以上に長期化してしまいました。
>【面接|新卒の逆質問例35選】一次や最終面接で有利に進むポイントと注意点
キャリアへの長期的影響の懸念
1年での退職がその後のキャリアにどのような影響を与えるかという不安も常につきまとっていました。履歴書に短期間での退職歴が残ることで、将来の転職活動にも悪影響を及ぼすのではないかという心配がありました。
また、同期と比較して経験やスキルの蓄積が少ないことで、キャリア形成において出遅れているという焦りも感じていました。特に専門性を身につける時間が短かったため、次の職場でも即戦力として認められるか不安を抱えていました。
>中途採用1年で退職はアリ?転職市場の現状と不安解消のポイント
新卒で1年で辞めて良かったと感じることは?
新卒1年で退職した田中さんに、退職して良かったと感じる点について詳しく聞いてみました。
自分の価値観と仕事の方向性を見直すきっかけになった
「最初は不安でしたが、1年で辞めたことで自分が本当に大切にしたい価値観について深く考える時間ができました。前の会社では長時間労働が当たり前で、プライベートの時間がほとんどありませんでした。でも退職後に転職活動をする中で、ワークライフバランスを重視する企業もたくさんあることを知り、自分が求める働き方を明確にできたんです。」
田中さんは、新卒で入った会社の環境が当たり前だと思い込んでいたが、退職によって視野が広がったと振り返ります。転職活動を通じて様々な企業文化や働き方があることを知り、自分にとって最適な環境を見つけるための基準を確立できたといいます。
精神的な負担から解放され健康を取り戻せた
「毎朝会社に行くのが憂鬱で、電車に乗るのも辛かったです。でも退職してからは、その重圧から解放されて本当にホッとしました。夜もよく眠れるようになりましたし、食欲も戻ってきて、友人からも表情が明るくなったと言われました。」
職場でのストレスが原因で体調不良を感じていた田中さんでしたが、退職後は心身ともに健康を取り戻すことができました。ストレスによる不眠や食欲不振も改善され、転職活動に向けて前向きな気持ちで取り組める状態になったそうです。
第二新卒として転職市場で評価された
「転職活動を始める前は、1年で辞めた経歴がマイナスになると思っていました。でも実際には、第二新卒として多くの企業から声をかけていただけました。短期間でも社会人経験があることで、完全な新卒よりも即戦力として期待してもらえる場面もありました。」
近年では第二新卒の採用に積極的な企業が増えており、田中さんも予想以上に選択肢が豊富だったと感じています。基本的なビジネスマナーや社会人としての基礎知識を身につけていることが評価され、新卒採用とは異なる魅力をアピールできたといいます。
>第二新卒の志望動機完全ガイド【書き方・例文・面接対策まで解説】
スキルアップのための時間を確保できた
「退職後の転職活動期間中に、前の会社では学べなかった分野の勉強に集中できました。オンライン講座を受講したり、資格取得に向けた勉強をしたりして、自分の市場価値を高めることができました。働きながらだと疲れてしまって、なかなかこうした自己投資の時間は取れなかったと思います。」
田中さんは退職期間を有効活用し、ITスキルの向上や英語の勉強に取り組みました。これらのスキルは転職活動でも高く評価され、より条件の良い企業への転職を実現する要因になったといいます。
人生の選択における決断力が身についた
「1年で退職するという決断は、当時の自分にとって人生最大の決断でした。でもその経験を通じて、自分の人生は自分で決めるという意識が強くなりました。周りの目を気にしすぎず、自分にとって最良の選択をする勇気が身についたと思います。」
退職という大きな決断を経験したことで、田中さんは自分の人生に対してより主体的に向き合えるようになったと感じています。この経験は転職先でも活かされており、新しい環境での挑戦に対しても積極的に取り組めているそうです。
新卒1年で会社を辞めた後の生活は?
経済面での不安と生活の変化
退職後の最も大きな問題は経済面でした。失業保険の給付までには時間がかかり、その間は貯金を切り崩しながらの生活となりました。実家暮らしだったため家賃の負担はありませんでしたが、それでも生活費や転職活動にかかる費用は想像以上に重くのしかかりました。
友人たちが働いている平日の昼間に一人で過ごす時間が増え、孤独感を感じることもありました。SNSで同期の仕事ぶりを見ると、自分だけが取り残されているような気持ちになることもありました。
家族や友人との関係性の変化
退職を家族に報告した際の反応は複雑でした。両親からは「せっかく入った会社なのに」という言葉をかけられ、理解してもらうまでに時間がかかりました。しかし、日々の様子を見ていた家族は、最終的には「体調を崩すよりは良かった」と理解を示してくれました。
大学時代の友人との関係では、仕事の話題になった時に気まずさを感じることがありました。しかし、本当に親しい友人たちは変わらず接してくれ、転職活動の相談にものってくれました。中には「勇気があって羨ましい」と言ってくれる友人もいて、支えになりました。
新しい発見と学び
転職活動期間中に、これまで知らなかった業界や職種について調べる機会が増えました。企業研究を通じて、自分が本当にやりたい仕事や興味のある分野を発見することができました。また、面接対策や自己分析を行う中で、自分の強みや改善点も明確になりました。
>自己分析のやり方完全ガイド!簡単な8つの方法とメリットや注意点を解説
新卒時の就職活動はどうでしたか?
就職活動の時期と期間
就職活動は大学3年生の3月から本格的に始めました。最初は何をしていいかわからず、とりあえず就活サイトに登録して企業説明会に参加することから始めました。活動期間は約1年間で、大学4年生の6月に内定をもらうまで続きました。
当時は新型コロナウイルスの影響で、多くの企業説明会がオンラインに変更されていました。対面での面接が少なく、最終面接まですべてオンラインで行う企業も多かったです。この状況は就活生にとって新しい挑戦でしたが、移動時間が削減されるメリットもありました。
志望業界と企業選択の基準
最初は特に明確な志望業界がありませんでした。大学で経済学を学んでいたこともあり、金融業界、商社、メーカーなど幅広い業界を見ていました。企業選択の基準としては、安定性、給与水準、福利厚生、そして社会貢献度を重視していました。
>企業研究のやり方を完全解説!企業研究ノートを作る方法や就活・求職での情報収集のコツをご紹介
エントリー数と選考プロセス
合計で約50社にエントリーシートを提出しました。その中で書類選考を通過したのは20社程度で、最終的に面接まで進めたのは10社ほどでした。選考プロセスは企業によって異なりましたが、一般的にはエントリーシート提出、Webテスト、一次面接、二次面接、最終面接という流れでした。
内定獲得と意思決定
最終的に3社から内定をいただきました。その中から現在退職した会社を選んだ理由は、最も早く内定をもらえたことと、給与条件が他社よりも良かったからです。また、人事担当者の印象が良く、会社の雰囲気も良さそうに見えました。
ただし、今振り返ると意思決定が表面的だったと感じています。実際の業務内容や職場環境について十分に調べず、会社説明会や面接で聞いた情報だけで判断してしまいました。OB・OG訪問も1回しか行わず、現場で働く社員の生の声を聞く機会が不足していました。
今後のキャリア・生活の展望
転職活動への取り組み方
新卒で1年という短期間で退職した経験を踏まえ、次の転職活動では慎重かつ戦略的なアプローチを心がけています。まず、前職での経験を通じて自分の価値観や働き方の優先順位が明確になったため、企業選びの軸がより具体的になりました。
スキルアップと自己投資計画
転職活動と並行して、市場価値を高めるためのスキルアップにも積極的に取り組んでいます。前職で不足していると感じた専門知識や技術について、オンライン学習プラットフォームや資格取得を通じて補強しています。
特に、デジタルスキルやコミュニケーション能力の向上に重点を置き、将来どの業界でも通用する汎用性の高いスキルの習得を目指しています。また、語学力の向上にも時間を投資し、グローバルな視点を持てるよう努めています。
理想の働き方と職場環境
前職での経験を通じて、自分にとって理想的な働き方や職場環境が具体的に見えてきました。まず、上司や同僚とのコミュニケーションが活発で、お互いを尊重し合える職場文化を重視したいと考えています。
また、成長機会が豊富で、チャレンジを歓迎する環境であることも重要な条件です。失敗を恐れずに新しいことに挑戦でき、そこから学びを得られるような組織で働きたいと思っています。
長期的なキャリアビジョン
10年後を見据えたとき、特定の専門分野でのエキスパートとして認められる存在になりたいと考えています。そのために、次の職場では最低でも3年から5年は継続して勤務し、深い専門知識と実践経験を積み重ねていく計画です。
人生観の変化と今後の生き方
新卒1年での退職という経験は、働くことや人生に対する価値観を根本的に見直すきっかけとなりました。以前は他人からの評価や社会的な地位を重視していましたが、現在は自分の価値観に基づいた選択をすることの大切さを強く感じています。
この経験を通じて、失敗や挫折も人生の重要な学習機会であることを実感しました。困難な状況に直面したときも、それを成長の機会と捉え、前向きに取り組む姿勢を身につけることができました。
まとめ
新卒で入社した会社を1年で退職することは、決して珍しいことではありません。今回のインタビューからも分かるように、職場環境や仕事内容のミスマッチ、人間関係の問題など、様々な理由で早期退職を選択する新卒者が存在します。重要なのは、退職理由を明確にし、次のキャリアに向けて具体的な準備を行うことです。転職活動では正直に退職理由を説明し、今後への意欲を示すことで、新たなスタートを切ることができるでしょう。
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監修者:島伸明
株式会社Yagishの取締役CMO。履歴書作成サービス「Yagish(ヤギッシュ)」の成長を牽引し、2024年には800万UUを突破、会員登録者数160万人を達成するなど、日本のキャリア支援市場で高い実績を誇る。大手企業での新規事業・海外事業に加え、複数の企業で取締役を歴任。事業企画、EC、エンタメ、ゲーム開発、マーケティング、コンサルティングと多岐にわたる分野で豊富な経験を持ち、キャリア形成に深い知見を持つ。
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