2023.07.13
【中途向け】世界一わかりやすい転職用履歴書の書き方
履歴書作成は、今までの経歴やスキルをアピールする転職活動の第一歩です。中途の方にとって大切なのは、情報の取捨選択。「あれもこれも」と書いて、一貫性のない人物だと思われないように気をつけましょう。
誰でも転職活動は悩むもの。この記事を片手に、自分の魅力を最大限、履歴書に表現し、転職活動を成功させましょう!
目次
【中途向け】世界一わかりやすい転職用履歴書の書き方
1.はじめに
中途として転職活動をしているあなたに
このページは、中途で転職活動をしている人向けです。中途はそれぞれの経歴があるぶん、書き方の幅も広がります。最大限、応募先にアピールできるようにまずは基本を抑えましょう。見本も載せていますので、参考にしてみてくださいね。
他の履歴書の書き方サイトとの違い
世の中に「履歴書の書き方」に関する指南サイトが数多ある中で、執筆にあたり心がけたのは、次の3点です。
- 色々なページをいちいち開かなくても1ページで情報が見えて、「最もわかりやすい」こと
- どの企業にも良い印象をもたれる履歴書が書けるようになること
- 多くの人が「履歴書を書くのはめんどくさい」と思っている気持ちに寄り添い、実際に完成までもっていけること
履歴書作成に悩むのは、あなただけではありません。お菓子とお茶とこの記事を片手に、転職活動を成功させましょう!
2.履歴書全体の基本ルール
1.見本
- 年を書くときは、西暦か元号(昭和、平成、令和)かで統一しましょう。
- 学校、学部学科コース、社名、資格などは略さずに正式名称で記入します。
- 学歴、職歴、資格取得などは上から時期が古い順に書きます。
- 「ふりがな」と書かれている場合はひらがなで、「フリガナ」と書かれている場合はカタカナで書くこともお忘れなく!
注意点
企業指定の履歴書がある場合は、そちらで作成しましょう。
また、2021年に厚生労働省が履歴書の新しい様式例を発表して以来、そちらがスタンダードになりつつあります。厚生労働省の新しい様式例は、新JIS規格と呼ばれています。
新JIS規格の大きな特徴は、公正な採用の確保と求職者のプライバシーへの配慮を狙いとした、次の2点にあります。
- 「性別」の記載は任意。未記載も可能
- 「通勤時間」「扶養家族数(配偶者を除く)」「配偶者」「配偶者の扶養義務」の4項目は設けない
このページでは最も汎用性の高い新JIS規格に沿って説明します。
POINT
履歴書/職務経歴書作成ツールヤギッシュなら、必要項目を入力するだけで、無料で簡単に履歴書や職務経歴書を作れます。新卒やアルバイト・パートの履歴書の書き方はこちら!
3.履歴書の各項目の書き方
1.基本情報
- 日付は、提出日か前日、郵送の場合は投函日を記入しましょう。
- 名字と名前の間には、スペースを入れましょう。
- 写真のサイズは、3cm×4cmで、3ヶ月以内に撮影、胸から上を映しましょう。身なりや表情など、社会人として最大限好印象を与えるものにします。
2.現住所・連絡先
- 都道府県から書きます。
- 休暇などで普段住んでいる住所を長く空けることがある場合は、実家などその連絡先を記入しましょう。
3.学歴・職歴
学歴
- 1行目中央に「学歴」と書き、学歴を書きます。
- 「〇〇高等学校 卒業」と、高校卒業から書き始めます。
- 中卒の場合は、「〇〇中学校 卒業」から書き始めます。
- 学校と「卒業」の間には、スペースを入れましょう。
- 浪人、留年は書かなくて良いです。
職歴
- 学歴を書いたら、1行開けて中央に「職歴」と書きます。
- 古い順に、社名を全て書いていきます。
中途で職務経歴書を提出する場合
- 詳しくは職務経歴書に書くので、社名と「入社」「退社」だけの情報でも良いでしょう。
職務経歴書を提出しない場合
- 「社名 入社」と書いた下の行に、雇用形態、事業、職種、役職などを書いて経験をアピールします。
- 退社のことは改行して「一身上の都合により退職」または「会社都合により退職」と書きます。
- 職歴を書き終わったら、改行して「現在に至る」または「在職中」と書きます。
- 最後に、改行して「以上」と右端に書きます。
POINT
- 応募先企業に、あなたの経験が役に立つと伝わるよう書きましょう。また、経歴に一貫性があるような書き方を心がけてください。
- 行き当たりばったりで仕事をしていると思われないためです。
- 職歴が少ない場合は、空欄が目立たないよう職歴欄が短い履歴書を選ぶとよいでしょう。
4.免許・資格
- 基本は、免許を古い順にまとめて書き、次に資格を古い順にまとめて書きます。
- アピールしたいものがあれば、上に書いても良いです。
- 記入すべき免許・資格は、応募先企業に直接関係のあるものです。一般的に運転免許や語学系、パソコン関係の資格も評価されやすいです。一方で、趣味に関するものは記入しないようにしましょう。
- 書くことがない人は「特になし」と記入しましょう。
- できれば関連のある資格等を「勉強中」と書けると印象は良いです。
ただし、嘘はつかないようにしましょう。案外、面接時や入社後にバレます。
POINT
免許や点数をとるものは「取得」、合格証をもらうものは「合格」、講座を受講するものは「修了」と表現します。
履歴書によく記入する免許・資格一覧の正式名称
- 普通自動車第一種運転免許 取得
- 日本漢字能力検定XX級 取得
- 実用英語技能検定XX級 取得
- TOEIC公開テストXXX点 取得
- 日商簿記検定試験X級 合格
5.志望の動機、特技、アピールポイントなど
この欄は、もっとも自由度が高く、差がつきやすい箇所なので、多くの人が悩みますが、次の2点を意識して書ければ大丈夫です。
- 志望動機は、競合ではなく応募先である必要性を説く。
- 企業HPなどを参考に、応募先の特徴を簡潔に伝え、自分の経験やキャリアビジョンと繋げて書きましょう。
- アピールポイントは、数値を使って説明する。
- 「〜〜した結果、⚪️%増加した」「〇〇万円の売上を達成した」といったように、具体的な数値を示すことで、説得力を高めましょう。
- アピールポイントは、応募先の企業でも活かせる経験・能力を書く。
- 「担当したルート営業だけでなく、市場調査を実施しニーズの把握に努めることで、新規顧客獲得に貢献した」などと、他社でも活躍できそうだと思われる書き方をしましょう。
- 趣味の目的を意識して書く。
- 趣味は、面接のアイスブレイクに使われたり、盛り上がったりするポイントであることを意識して書きましょう。
6.本人希望記入欄(特に給料・職種・勤務時間・勤務地・その他についての希望などがあれば記入)
- 「貴社規定に従います」と記入するのが一般的です。
希望がある場合は、面接の終盤で「何か質問はありますか?」などと聞かれたときに口頭で伝えると良いでしょう。 - 複数職種が募集されている場合は、希望職種を明記します。
4.簡単な履歴書作成の方法
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